アルトアイゼン
アルトアイゼン(ALTEISEN)とはバンプレストが開発・捏造し、スーパーロボット大戦シリーズに登場した出来損ないスーパーロボットの一つである。通称は赤カブトムシ、古鉄。その中二病がかった設計思想や生き様から厨房に大変人気が高い。
概要[編集 ]
バンダイに所属するイカれたスーパーロボット工学専門マッドサイエンティストマリオン・ラドム博士が開発し、地球連邦軍所属のイカれたギャンブル狂キョウスケ・ナンブ少尉によって運用される。このロボットは全面においてギャンブルを基調としているため、その武器のすべてはギャンブルに関係するものばかりである。キョウスケは劇中でこの機体を駆り、悪の賭博組織帝愛や昭和の怪物鷲巣巌とギャンブルで戦う事になる。
賭博場を襲撃した時にガタイのいい怖いお兄さんにも負けないように、この機体は様々な点で強化されている。背中には超強烈なブースター・スラスターを大量に装備しており、直進ならとてつもない出力を持っているが、曲がれない・止まらないの致命的な二重苦も背負っている。これは「走りだしたら地獄のそこまで止まらないぜ」というギャンブル狂の生き様を生き写しにした設計のためであり、操縦はきわめて難しい。装甲はヤクザや黒服にフルボッコにされても生きていられるようにアホみたいにブ厚い。
ジオン軍のザクIIと同じくビーム兵器や光学兵器を所持していない。これはビーム兵器が実弾兵器に比較して不安定なため、どのような局面でも活躍できるようにというのが、表向きの理由である。本当の理由はザクIIと同じでお察しください。そしてその武器はことごとくギャンブルに関係するもので占められている。
主な武器も当然、キチガイめいている。頭部のカブトムシ状の角であるヒートホーンは頭で敵をつんざくという画期的でばかばかしい武器であるがこれは本来手足が使えない状態、すなわちイカサマがばれて簀巻きにされても戦えるようにと言うためである。腕には三連マシンキャノンとリボルビングステークを装備している。このマシンキャノンはアルトアイゼンの武装の中では最もつまらない武器として有名である。リボルビングステークは六連装リボルバー状のいわゆるパイルバンカーで、元々はキャノピーにお互い当ててのロシアンルーレットを行うためのものであるが、どんな装甲でもうち貫ける白兵戦用の武器としても使える。そして肩の巨大な榴弾発射装置であるスクエアクレイモアは敵に向けて一斉に数百〜数千発のパチンコ玉を打ち付けるという必殺武器である。一発一発が高価な特注のチタンベアリング弾で、朝鮮半島伝来の「コリアン・ピンボール」の技術が使われており、一発ごとに民団か朝鮮総連に使用量を支払わないといけないという、使ったが最後、巨額の負債を抱え込むことになってしまう諸刃の剣である。これらの武装を全部一気に使う『切り札』という必殺技も持つ。もちろん『切り札』なので使う機会は非常に少ない。
劇中では一度、ソウルゲインにフルボッコにされたため、さらにキチガイめいた改装を施してアルトアイゼン・リーゼ(ALTEISEN RIESE)、通称大古鉄(ダイコテツー)として各種武装を強化させて復活している。