けっこう仮面
永井豪先生、ごめんなさい
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これでエロいとかってんなら、魔法少女にあこがれてを規制してみやがってください。お願いしましたよ。
けっこう仮面(-かめん)とは、『ハレンチ学園』への批判から生まれた「反ハレンチ」なヒロインアクションコミック。
概要[編集 ]
1970年代の少年漫画としては過激な表現だとして[1] 物議を醸し社会現象になった、永井豪の出世作であり少年ジャンプ週刊化の原動力でもある『ハレンチ学園』。とはいえ世間はアダルトビデオや風俗店がシェアを拡大しつつある時代であり[2] 、スカートめくりやパイタッチなど子供のイタズラを誇張した程度のハレンチ描写はそこまで非難されるものでもなかった。むしろ「性に興味を持ってもいい」「女子を可愛いと思うのは普通のこと」と、少年たちが自分の性を肯定し精神的に成長する足掛かり[3] として有効だったとされる[要出典]。
しかし70年代は「男は悪」という過激フェミニズムが芽生え始めた時期でもあり、「バカな男子に余計なことを教えるな」「教師はもっと厳しく取り締まれ」と罵声が上がり不買運動や悪書追放運動まで巻き起こっていった。作者である永井豪はこれに辟易し「ハレンチ学園VS大日本教育センターによる戦争編」へシナリオを変更、敵も味方も殺しつくし滅んでいくというアイロニカルな展開で物語を締め括った。アンサイクロペディアは嘘ばっかり書いているが、この顛末だけはマジである。そんな不本意な終わり方をしてなお止まない抗議の嵐を蹴り飛ばすため、ハレンチさを全面に出しつつ逆説的にハレンチを否定する作品が『けっこう仮面』である。
特徴[編集 ]
けっこう仮面は「子供を街から消した」という逸話をもつ月光仮面のパロディタイトルで、彼とは真逆に「子供向きではない」と示唆する意味を持っている。
主人公・けっこう仮面は顔以外何一つかくさない全裸の女性だが、ハレンチ学園におけるヌード系描写とは違い殆どエロチックにはなっていない。あけっぴろげになったハレンチはギャグにすぎない、ギャグを声高に批判するなどナンセンスでしかない、と「ハレンチさを糾弾する愚かさ」を文字通り全身で示しているのである。必殺技「おっぴろげジャンプ」も、大股開きで女性器を見せつけるという一見エロチックだが「どんな男も[4] そのグロさに絶望し、人生を信じられなくなり動きを止める」という恐ろしい効果の技として描写されている。また派生技の「ちっ息○しろまる○しろまる○しろまる○しろまるじめ」「フライング○しろまる○しろまる○しろまる○しろまるアタック」[5] では女性器を顔に押し付け、粘膜と臭気で呼吸を封じ込め死に到らしめる文字通りの「必殺」技。
舞台となるスパルタ学園は、上に記したハレンチ学園後期の大日本教育センターを彷彿とさせる。しかし実は女子生徒をいたぶる事を快楽とする教師や、「不穏分子を炙り出す」という名目で女子生徒を辱しめるなどハレンチ教師の巣窟である。それがハレンチを通り越したけっこう仮面によって悪事を暴かれ混沌の渦となり、後ろ楯となっていた「サタンの足の爪」も失脚し学園が完全に壊滅するまでを描いている。ハレンチ学園から続くハレンチ大戦争は、ハレンチそのものを否定して終わったわけである。
脚注[編集 ]
関連項目[編集 ]
「 けっこう仮面 は、漫画関連の書きかけ項目 です 」
「 書きかけとかつまらないとかはどうでもいい、けっこう仮面 に加筆するんだ! 」 (Portal:スタブ)