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琴桜が初優勝 八角理事長「レベルの高い勝負」 綱取りへ、高田川審判長が言及

[ 2024年11月24日 20:13 ]

<大相撲九州場所 千秋楽>豊昇龍を叩き込みで破った琴桜(中央)(撮影・岸 良祐)
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大相撲九州場所は24日、福岡国際センターで千秋楽の取組が行われ、大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)は同じく1敗で並ぶ大関・豊昇龍(25=立浪部屋)と結びで対決。相星決戦を制し、初優勝を飾った。

大関同士の優勝を懸けた千秋楽相星決戦は2003年名古屋場所の魁皇―千代大海(12勝3敗で魁皇が優勝)以来21年ぶり。立ち合いから強烈な突きで迫ってきた豊昇龍に対し、一度は投げられそうになったが、よく粘り、最後ははたき込んだ。

日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は「結びの一番は琴桜が冷静にとっていた。いい相撲だった。今場所は受け身じゃなく攻めるようになっていた。優勝してこのあとも楽に相撲がとれるようになるのでは。豊昇龍は苦しんで勝つことを覚えたのではないか。13勝、14勝、どちらもレベルの高い勝負だった」と講評。新大関・大の里については「空回りしていた。もっと膝を鍛えてほしい。親方が胸を出してくれる。今やるしかない」と述べた。

また、高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「琴桜は今場所は強い気持ちで最後まで頑張った。前へ出る圧力があり、うまい相撲もあるんだけれど強い相撲をとっていた」と評した。綱取りに向けては「そうですね、楽しみ。豊昇龍については来場所の相撲いかん。良い相撲をとってくれればおのずと夢に向かっていけるだろう。敗因は投げにいったところだった」と話した。

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