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【欧州CL】急死したチームドクターのために...バルセロナ8強一番乗り ラフィーニャ2発、ヤマル1G1A

[ 2025年3月12日 04:39 ]

欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦第2戦 バルセロナ(スペイン) 3―1(2戦合計4―1) ベンフィカ(ポルトガル) ( 2025年3月11日 スペイン・バルセロナ )

&l×ばつベンフィカ>ゴールを決めたバルセロナのヤマル(AP)
Photo By AP

10季ぶりの欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を狙うバルセロナ(スペイン)がベスト8へ一番乗りした。ホームでの決勝トーナメント1回戦第2戦でベンフィカ(ポルトガル)に3―1で快勝。2戦合計4―1で準々決勝進出を決めた。

バルセロナは8日、チームドクターのカルレス・ミニャロ氏が急死。オサスナとの国内リーグのために宿泊していたホテルの室内で亡くなったもので、試合はキックオフ直前に中止となった。この日チームはユニホームに喪章をつけ、試合前にはピッチ上で両チームが肩を組んで整列する中、黙とうがささげられた。

フリック監督が「彼は天国から我々を支えてくれると思う。彼のために勝ちたい」と必勝を誓って臨んだバルセロナは、前半だけで3点を奪った。まずは11分、17歳FWラミン・ヤマルが右サイドからキレキレのドリブルで相手2人をはがしながらペナルティーエリアへ進入。左サイドのラフィーニャに絶妙のラストパスを送って先制した。13分に左CKからベンフィカの37歳DFオタメンディに同点ヘッドを決められたが、27分には右サイドでセットプレーのこぼれ球を拾ったヤマルがマーク1人をかわすと、右45度から柔らかいタッチでゴール左隅へ放り込む勝ち越しのスーパーゴール。ヤマルは17歳242日で、欧州CLの1試合でゴールとアシストの両方を決めた最年少記録となった。

バルセロナはさらに前半42分、カウンターからバルデが中央突破し、ラフィーニャがこの試合2点目、今季CL11点目。カカやネイマールら5人を抜く、ブラジル出身選手の欧州CLでの1シーズン最多得点となった。後半は両軍ともに得点がなく、同36分にヤマルをベンチへ下げたバルセロナは2季連続でベスト8入りを決めた。準々決勝ではドルトムント(ドイツ)―リール(フランス)の勝者と対戦する。

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