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中居正広 出演シーン全削除 日テレ「仰天ニュース」放送5時間前に急転 女性トラブル深刻化

[ 2025年1月8日 04:00 ]

中居正広
Photo By スポニチ

7日午後7時から放送されたタレントの中居正広(52)が司会を務める日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」の4時間特番で、中居の出演シーンが全カットされた。中居は女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚し騒動となっており、これを受けた判断とみられる。日テレからカットが発表されたのは放送5時間前の午後2時。急転直下の決断だった。他局でも出演番組の放送見合わせが相次いでおり、中居はテレビから消えるという窮地に陥っている。

放送が始まった午後7時。通常の番組冒頭では、司会を務める中居と笑福亭鶴瓶(73)がオープニングトークをすることが多いが、この日はなし。すぐにVTRが流れた。鶴瓶が司会者として紹介されることもなく、ひな壇のゲストが先に映るなど異様なスタート。隣にいたとみられる中居に鶴瓶が視線を送るような場面もあったが、画面は不自然に左右で2分割され、左側の画面ではVTRが流されていた。

日テレは放送開始の5時間前に「総合的に判断をし、中居さんの出演シーンはカットして放送します」と発表。経緯について「中居さんとの対話の中で、私たちの判断をお伝えしたところ、中居さんご本人からも同様の申し出を受けております」としたが、理由は明らかにしなかった。

本紙の取材では、中居が仕事先に勤務していた女性とトラブルになり、高額な示談金を支払って解決していたことが発覚。昨年末に明るみに出てから騒動となっており、これが原因になったのは明らかだ。既にCM起用していたソフトバンク、タイミーは公式サイトなどからCM動画を削除するなどの措置を取っている。

テレビのレギュラー番組は5本で、この日の「...仰天」の特番が新年最初の放送。日テレ関係者は「通常時よりゲストも多く、莫大(ばくだい)な制作費もかかっている。しかも司会者の出演シーンをカットするのは相当大変。そうした作業をしてまでも、カットして放送することになった」と話している。

民放各局は昨年末から対応に追われている。昨年12月26日にTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録が中止され、今月10日の同番組の特番は映画に差し替えられた。11日以降の3番組も新年最初の放送を見送った。民放関係者は「来週以降も番組がどうなるか分からないのが現状」と話した。

中居側は昨年12月27日に有料会員サイト内で「今向き合わなければならないことを真摯(しんし)に、懸命に取り組んでおります」とコメントを発表したのみ。この日も中居の事務所は「会見やコメントを出す予定はありません」とした。民放関係者は「示談して解決した事案とはいえ、タレントはイメージが大事な仕事。騒動についてうやむやにしたままで、テレビに出るのは難しいのでは」と話している。お茶の間の人気者の動向を日本中が注視している。

▽ザ!世界仰天ニュース 2001年開始。中居と鶴瓶が司会を務めるドキュメントバラエティー。世界各国で実際に起こったさまざまな事件や事故、日常生活に潜む仰天エピソードを当事者への取材をもとに再現ドラマで紹介する。映像をもとにスタジオゲストとともにトークも展開していく。昨年1月9日の特番内で放送した「森友学園問題... 赤木ファイル!命をかけた375日間」はギャラクシー賞を受賞した。

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