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中山美穂 松尾スズキのR18+"問題作"への出演「正直とってもおもしろいと思った」

[ 2019年9月24日 22:36 ]

映画「108〜海馬五郎の復讐と冒険」の完成披露試写会に登場した松尾スズキ(左)と中山美穂(撮影・信永 真知子)
Photo By スポニチ

中山美穂(49)主演の映画「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」(10月25日公開)の完成披露試写会が24日、都内で行われた。中山は同作監督の松尾スズキ(56)らと舞台挨拶を行った。

映画は、SNSで妻の不倫を知ってしまった脚本家の夫が、資産1000万円を使いながら、SNSにつけられた『いいね』の数だけ女を抱く復讐劇。復讐を企てる夫役を松尾が、自分の浮気をSNSに投稿する元女優の妻役を中山が演じている。いわゆる"問題作"ということもあり、同作にはR18+(18歳未満入場不可)指定がついた。

監督、脚本、主演の3役をこなした松尾。構想の発端については「2回目の結婚をする時期に『結婚とは何だろう?』としみじみ考えて」と明かした。さらに苦労した点について「後半脱ぐシーンが多い。演じるときは素っ裸。でもモニターチェックのときは1枚羽織りたい。どうせまた脱ぐのに。その繰り返しが体力をむしばんだ」と本音を漏らし、観客を爆笑させた。

出演に際し「ちゅうちょはなかったか?」と聞かれた中山は「脚本を読み、正直とってもおもしろいと思った。内容の(おもしろさの)方が勝ってしまった」と終始笑顔。夫役を演じた松尾に対する印象は「バリバリの演劇人かと思っていたが、撮影中は静かだった。でも芝居をやり始めるとパッションが感じられて、日に日に監督を『かわいい』と思うようになった」と打ち明けた。

中山の言葉をうれしそうに聞いていた松尾は「僕が『かわいい』ってこと?」と司会者に問いかけながら「普通の温度で現場にいて普通の温度で帰っていく」と中山の印象を話し「思っていた大スターの像とは違い、監督を緊張させないい俳優だと思った」と最後まで褒めちぎっていた。

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