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藤波辰爾「自分の中でとても大きな存在...言葉にならないです」ストロング小林さん死去に声震わす

[ 2022年1月6日 23:39 ]

プロレスラ-時代のストロング小林さん(奥)(69年撮影)
Photo By スポニチ

ストロング小林のリングネームで活躍した元プロレスラーの小林省三(こばやし・しょうぞう)さんが昨年12月31日に都内で死亡していたことが6日、分かった。81歳だった。東京都出身。

ストロング小林さんの訃報を受け、タッグを組んだこともある、元新日本プロレスでプロレス団体「ドラディション」設立者の藤波辰爾(68)がスポニチ本紙に思い出を語った。5日に亡くなったことを知ったといい「小林さんが国際プロレスのエースと呼ばれていた時からずっと試合を見ていて、自分の中でとても大きな存在...言葉にならないです」としのんだ。

全盛期には身長1メートル88、体重125キロの巨体と怪力で相手を圧倒した小林さんだが、私生活では「こんなに性格が穏やかな人を見たことがない」と振り返った。「目下の人間にも"藤波くん、あれ取ってくれる?"とか、丁寧な口調で話しかけてくれました」。最近はコロナ禍のため会えなかったという。「最後にもう一度、お会いしたかった。残念です」と声を震わせた。

ストロング小林 1940年(昭15)12月25日生まれ、東京都本郷出身。戦時中に現在の青梅市に疎開し、同市で育った。力道山に憧れてボディービルを始め、プロレスラーに転向。得意技はアトミックドロップ、逆エビ固めなど。1984年8月26日に現役引退後、「ストロング金剛」として芸能活動を開始。映画「塀の中の懲りない面々」(87年)、NHK大河ドラマ「太平記」(91年)などに出演。TBS「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」(86年)では悪役として参加者を追い回し恐れられた。

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