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ゴールドシュミット「歩くだけでエネルギーを感じられる」ヤンキースタジアムで26打数12安打と相性抜群

[ 2025年1月3日 10:25 ]

ゴールドシュミット(AP)
Photo By AP

ヤンキースと1年契約を結んだポール・ゴールドシュミット一塁手(37)が名門球団加入へ意気込みを示した。2日(日本時間3日)、大リーグ公式サイトが報じた。

「ビッグゲームが大好きで、ヤンキースタジアムでプレーすることは最高の思い出だった。ダグアウトから出て歩くだけでエネルギーを感じられる。そういうエネルギーが毎試合あるのは素晴らしいこと」と言う。

7度のオールスター選出、4度のゴールドグラブ賞受賞、2022年のナ・リーグMVP受賞歴を持つが、それでもヤンキースでプレーするのは特別だ。「この球団とその歴史の一部になれることにとても興奮しています。私は10代の頃、デレク・ジーターたちが活躍していた時代のワールドシリーズを見て育ちました。これまでもヤンキースでプレーした多くの選手たちとプレーする機会に恵まれてきましたが、今回の決断を下す際、それが印象に残っていました。ヤンキースについて悪い話を聞いたことはありません。そこでプレーした選手たちは皆、組織全体や都市、ファン層について非常に良い印象を語っていました」と言う。

ゴールドシュミットは、昨季カージナルスでプレーしたとき、キャリア最低の打率.245、出塁率.302、長打率.414という打撃成績だった。なぜ不振だったのか。本人はこれまで以上に2ストライクカウントでの打席が多かったと振り返る。「昨年の大半は良いプレーができませんでした。それについて言い訳はありません。ただ、振り返ってみれば、そこから多くのことを学んだ」と言う。ただ昨年8月末から9月初めに行われたカージナルスとヤンキースのシリーズでは大暴れで13打数7安打、4本の二塁打、1打点を記録した。ヤンキースタジアムでの通算成績では26打数12安打、2013年にはCC・サバシアから本塁打を放っている。

ゴールドシュミットは2023年初頭に、フロリダ州東海岸からタンパへ車で移動し、アーロン・ジャッジと一日を過ごしたことがある。バッティングケージで打撃練習を行い、その後ランチを共にした。ゴールドシュミットは後に、ジャッジを「地球上で最も優れた打者の一人であり、最高の人物の一人」と称賛した。「常に優れた打者や選手、コーチから学ぼうと努めてきた。それは素晴らしい時間でした。私たちはその後も連絡を取り合っています。彼は世界最高の打者かもしれません。同じ右打者として、一緒にプレーできること、毎日どのように取り組んでいるかを見るのが本当に楽しみです」と言う。

ヤンキースはゴールドシュミット以外にも、左腕のマックス・フリード、クローザーのデビン・ウィリアムズ、外野手兼一塁手のコディ・ベリンジャーを加え、2009年以来の世界一奪還を目指している。

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