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日本ハム 来秋ドラフト上位候補に健大高崎・石垣 158キロ右腕で北海道登別市出身の道産子

[ 2024年12月29日 06:00 ]

健大高崎・石垣
Photo By スポニチ

日本ハムが、来秋のドラフト上位候補として、健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元気(2年)をリストアップすることが28日、分かった。今秋関東大会で準優勝に導いた右腕は北海道登別市出身の道産子で、未来のスター候補としてはうってつけの存在。球団は、出場を確実にしている来春の選抜から注視していく方針だ。

来秋は夢の詰まったドラフトになりそうだ。世代屈指の好投手として名高い石垣について、球団幹部は「(1位指名の)可能性ももちろんある」と語った。中学時代は洞爺湖シニアでプレー。今後の状況次第だが、1位指名となれば、今季投手2冠に輝いたエース・伊藤以来の"道産子ドラ1右腕"となる。

今秋の関東大会でも存在感を放った。佐野日大(栃木)との準々決勝では、2年生歴代最速となる158キロを計測。球速が速く表示されやすい等々力球場だったため「出ていない」と謙遜していたが、球威のある直球を主体とする投球で、他球団からも注目を集める存在であるのは間違いない。

出場を確実にし、3季連続の甲子園が見込まれる来春選抜へ「155キロを出したい。プロの方からの見方も変わる」と鼻息は荒い。今後の進路についても「2年の選抜が終わってからプロ一本で考えている」と明言しており、球団は今後の成長度合いを注視していくもようだ。

さらに、チームが18年ドラフト1位で指名し、トレード移籍したオリックス・吉田の弟で金足農の最速146キロ右腕・大輝(2年)についても、リストアップする方向だ。今夏は2年生エースとして秋田大会を勝ち抜き、兄が準優勝した18年以来となる、同校6年ぶりの甲子園出場に導いた。兄弟で同一球団からの指名となれば、話題を集めることは間違いない。大輝についても今後の動向を注視し、判断していく。

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