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巨人・吉村編成本部長 甲斐獲得の決め手は「世界を相手にしても回りをみる冷静さ」 23年WBCで共闘

[ 2024年12月26日 13:25 ]

<甲斐巨人入団会見>会見に臨む(左から)吉村禎章編成本部長、甲斐、阿部監督(撮影・光山 貴大)
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ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、都内で入団会見を行った。巨人・吉村禎章編成本部長(61)は、扇の要を担う甲斐に最大限の期待を示した。

吉村本部長は「背番号は阿部監督が現役時代つけていた10番を継承してもらう。最大限の評価。期待ですね」と言葉に力を込めた。4年ぶりにリーグ優勝した今季は先発投手との相性などを考慮しながら岸田、大城卓、小林の3捕手を併用して戦った。そこに経験豊富な甲斐が加わることで捕手陣に柱が生まれ、ディフェンス面の底上げにもつながる。連覇に向けての必要不可欠な補強だった。

本部長は2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で打撃コーチを務め、日の丸を背負った甲斐を近くで見てきた経験もある。だからこそ「甲斐くんに対しては阿部監督が捕手出身で、捕手目線で見た素晴らしさ、私も国際大会で戦った。世界を相手にしても回りをみる冷静さ」と獲得への迷いはなかった。

オレンジ色のネクタイ姿で登壇した甲斐は「今回、移籍に際し、とても熱いお言葉を阿部監督からいただき、胴上げするために気持ちを新たに頑張っていく。本当に光栄なことだと思う。気持ちをあらたにもう一度、スタートするという気持ちでいます。(ネクタイは)この日に合わせてきました。これは後輩からプレゼントしてもらいました」と笑顔で、新天地での活躍を誓った。

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