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異例!大谷翔平は走者なしの場面で両リーグ最多14個目の申告敬遠 本拠ファンは二盗→同点に大歓声

[ 2023年8月4日 12:09 ]

ア・リーグ エンゼルス-マリナーズ ( 2023年8月3日 アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>初回、大谷はバットを折られながらも安打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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エンゼルス大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。第3打席は両リーグ最多となる今季14個目の申告敬遠と勝負を避けられたが、すぐさま二盗に成功し、同点のホームを踏んだ。

初回1死の第1打席は右前打を放ち、8試合連続ヒットをマークした大谷。4回1死の第2打席は冷静に四球を選んだ。

0-1と1点を追う6回2死走者なしの第3打席は3ボールとカウントが悪くなったところで相手バッテリーが一発を警戒したのか勝負を避け、申告敬遠。これで申告敬遠は直近6試合で6度目となった。

本拠地ファンは申告敬遠に大ブーイングしたが、大谷はすぐさま二盗に成功。スタンドのブーイングが歓声に変わると、クローンの中前適時打で同点のホームを踏み、本拠ファンはさらに熱狂した。この回、ムスタカスにも適時二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。

大谷は投げても4回まで3安打無失点と力投していたが、「右手と右手の指のけいれん」のため、この回限りで緊急降板。今季ここまで9勝を挙げており、10勝となれば「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルースも届かなかった史上初の2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」だったが、偉業は次回登板以降に持ち越しとなった。

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