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【大谷と一問一答】6回10K無失点も逆転負け「あと1本が...追加点がどうしても欲しかったかなと」

[ 2023年3月31日 15:23 ]

ア・リーグ エンゼルス1―2アスレチックス ( 2023年3月30日 オークランド )

試合後の囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

大リーグが30日(日本時間31日)に開幕し、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は敵地オークランドでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で先発出場。6回まで毎回の10三振を奪い、2安打無失点で勝利投手の権利を持って降板したが、8回に救援陣が逆転を許して白星は消滅した。打っては第2打席で今季初安打を放つなど3打数1安打1四球だった。エ軍は1―2で敗れた。

――6回2安打10三振、無失点。

「ちょっと立ち上がりは四球を出したりしたんですけど、なんとか良いリズムでその後、立て直せたかなと思います」

――セレモニーで試合開始が遅れた影響は。

「それはなかったですね。押すというのはある程度想定していたので。押すっていうのは考えながらやっていました」

――ピッチコムが序盤、故障していたか。

「最初の初回、最初聞こえていたんですけど、その後聞こえなくなったので手の方のサインに変えてって感じですね。次の回からは大丈夫でした」

――5回終了後に審判との会話があった。

「基本的に打者がピッチクロック、早く投げると思うんですけど、こっちを見てから。微妙なところですけど気持ち最後の回はいいって言われていたので、そこらへん注意してくれるかと」

――逆転負けについて。

「基本的に良い攻撃ができていたとは思うので、あと1本が出なかったところじゃないかなと思いますし。得点圏にはしっかり進めてはいたので。やっぱり追加点がどうしても欲しかったかなと思います」

――内野のシフト禁止は自身のプラスに働くか。

「これまでが左打者に振りすぎたなっていうのがまず一つなので。これでイーブンになっていると思いますし。ピッチングに関しても僕にとってはイーブンなので。投げる時には配球考えてやらなければいけないかなと思っています」

――内野のシフト禁止が打率3割達成の助けになるか。

「そればっかりはやってみないと分からないですし。きょうも2三振していますし、もう少し違うアプローチの仕方できたかと思うので。そこさえクリアできれば十分にクリアできるんじゃないかなと思います」

――レンフロー選手のノールックキャッチについて。

「絶対抜けたな、安打だなと思ったんですけど。ビックリしました」

――ピッチクロックへの対応。

「ピッチクロックより、気温の関係がちょっとあれだったかな。特に初回の温まるまで。ちょっと肌寒いかなというところで。メカニック的にもタイミング合わなかったかなと思います」

――そこからどう修正したか。

「基本的には自分の普段投げている動きを試合で再現するだけなので。それがピッチクロックなのか、気温なのか、打者の対応の仕方なのか、そこによって徐々に崩れていくことがあるので。基本的にはどんな打者でも、どんなシチュエーションでも、練習通りの動き方をしっかりできれば、十分にいつも通りのパフォーマンスが出せるんじゃないかなと思います」

――4回にギアを上げた。真っすぐが多くなった。

「真っすぐ自体の調子は良かったんじゃないかなと思うので。カウント球でちょっと引っかけたりとか、そこらへんが真っすぐに関してはよくないところではありましたけど。あのシチュエーションの時には指にかかった良いボールがいっていたので。スライダーでも別に良かったですし、スプリットでも良かったですけど、一番(抑える)可能性の高いボールを自分で選択して投げたという感じですかね」

――開幕戦のプレッシャーがあったか、WBCのおかげでリラックスしては入れたか。

「どうですかね。特別なことではもちろん開幕投手はあるんですけど、感じ的にはWBCの最後のクローザーでいった時の方が緊張はしていたので。ああいうシチュエーションをスプリングトレーニングの期間中にできたことは、僕的にはプラスじゃないかなと思います」

――シーズンへの気持ちの持っていき方は。

「スプリングトレーニングの期間にレギュラーシーズンを想定して投げろと言われても、なかなか気持ち的にレギュラーシーズンと同じようにいかないので。WBCのああいう舞台で気持ちも上がる、出力も出るという場面をこなせたのはプラスじゃないかなと思います」

――打者としての調子は。

「全体的にちょっと遅れ気味というのがあったと思うので。甘い球を何球か見逃したりとかありましたし。そこらへんは明日休みですけど修正していきたいなと思います」

――アギラ選手の三振の球種。

「スプリットですかね」

――リリーフが打たれた逆転負け方だったが気持ちの切り替えは。

「点は最後に取られはしましたけど、最少失点でいっていたと思うので。そうなる前の追加点と、そうなった後のもう1回タイにもっていく集中力がやっぱりチーム全体で出てくればもっともっと良いゲームになるんじゃないかなと思います」

――休みを挟んで藤浪選手との対決。

「やることは変わらないので、久々に(打席に)立ちますし、どんな球なのかなとちょっと分からないですけど。まだデータも見ていないので、そこらへんを見ながら、明日休みなのでイメージを修正して臨みたいなと思います」

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