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【センバツ】報徳学園6年ぶり春白星 堀「機動破壊」にひるまず好リード エース盛田、8回2失点力投

[ 2023年3月24日 11:15 ]

第95回選抜高校野球大会2回戦 報徳学園7ー2高崎健康福祉大高崎 ( 2023年3月24日 甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・報徳学園>4回 2死一、二塁 報徳学園・堀が右前適時打を放つ(撮影・成瀬 徹)
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報徳学園(兵庫)が高崎健康福祉大高崎(群馬)を逆転の7-2で下し、17年以来6年ぶりの出場で初戦突破を果たした。

1点を追う2回、3者連続押し出し四球で逆転。4回には3番・堀の右前適時打、4番・石野の右前へのポテン適時二塁打で加点した。打線は相手先発・小玉に対してファウルなどで粘り、7回まで141球を投げさせた。1点を返された直後の8回には4番・石野が内角低めを払い打ちする技ありの左越え2ランで突き放した。

ドラフト候補の堀は、二塁送球完了タイム最速1秒81の強肩。さらに高校通算13本塁打のパンチ力と50メートル走6秒1の俊足も兼ね備える、三拍子そろった世代屈指の捕手として注目を集めた。「機動破壊」で有名な相手の積極走塁にもひるまず、エース・盛田ら投手陣を粘り強くリード。バットでも援護した。

▼報徳学園・大角健二監督 粘りの攻撃をしてくれて、自分たちらしい野球ができた。(逆転勝ちに)こういうケースは想定していた。初戦は何が起こるかわからない。中盤まで我慢して戦おうというゲームプラン。予定通りだった。大ぶりになることなくあのセンターをきっちり返していこうと粘りの野球を続けていこうということで言っていた。(4回の追加点)真っ直ぐにはだいぶ差し込まれて、苦しい攻撃が続いていた。中盤から終盤までは対応して自分たちの攻撃できた。(8回に石野の2ラン)あの2点は非常に大きい。チームにおいてもさらに勢いづいた1発だった。(先発の盛田は)彼のピッチングではまだまだない。初戦のかたさもあったのか...ただ、試合をしっかりまとめてくれた。イニングによって球威とかが違いましたので。メンタル的な部分だと思うが、2戦目は彼らしい投球をしてくれると思う。(堅守と粘り強さ)秋の勢いのまま、自分たちの野球を貫いてくれた。(次戦は高松商と東邦の勝者)ここまで来ましたら、どこも強豪校。自分たちの野球を最後まで貫きたい。

▼報徳学園・盛田 (8回6安打2失点)初戦を大事にしてきたのでしっかり勝てたのが大きい。最初飛ばしすぎてしまって、疲れてからも粘れた。野手が点を取ってくれて、点差が開いたので余裕が出てきた。後ろにも良い投手が控えてくれているので、安心して投げられた。

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