[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

ソフトB・藤本監督 打線に喝!「切れを出すために」柳田に今宮に気合注入アメリカンノック

[ 2023年3月24日 05:30 ]

アメリカンノックを受け軽快な動きを見せる今宮(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

打線に喝!ソフトバンクは23日、ペイペイドームで1軍野手全員で練習を行った。当初は一部選手だけの予定だったが、21、22日の日本ハム2連戦で計2得点に終わったことで急きょ変更。調子が上がらない打線を見かねた藤本博史監督(59)は柳田悠岐外野手(34)ら主力にもアメリカンノックを命じるなど、低調な打線に藤本流のムチを入れた。チームは24日からの広島3連戦でオープン戦全日程を終了する。

柳田が、今宮が、レフトへ、ライトへと白球を追い続けた。フリー打撃と並行して行った、両翼のポール間を走りながら受けるアメリカンノック。札幌からの移動日で本来ならば休みのはずだった主力組、さらにはアストゥディーヨら外国人選手もハードな練習に取り組んだ。

藤本監督は「切れを出すために。移動で体が重いだろうけど、アメリカンで汗を流して明日気持ち良くね」と意図を説明した。ダッシュを繰り返し、体の切れを取り戻させるための荒療治。「何かのきっかけをつかんでもらわないと」と指揮官が話したように打線は低空飛行を続けている。21、22日の日本ハム2連戦ではわずか計2得点。21日はオープン戦4度目の完封負けを喫した。

近藤、牧原大ら開幕スタメンが有力なWBC組が不在だが、藤本監督は「WBCのメンバーが帰ってきたら変わるとか関係ない」と話した。オープン戦15試合で計40得点で、1試合平均得点2・67は12球団中11位。指揮官は「この状態じゃ開幕入っても心配」と危機感を募らせている。

打率・225、1本塁打、5打点で指揮官が状態を心配している柳田は「シーズン入ったら別物」としながらも「手伝ってくださる裏方さんとかのためにも頑張りたい」と話した。オープン戦の残りは、う24日からの広島3連戦だけとなった。藤本監督は「大瀬良ら開幕カードの投手がくる。この3連戦が一番大事」と柳田ら主力の奮起を期待した。(森 寛一)

続きを表示

野球の2023年3月24日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /