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東洋大姫路、4強ならず 大阪桐蔭に完敗 エース右腕の森「圧が違った」

[ 2021年10月24日 12:06 ]

秋季近畿大会準々決勝 東洋大姫路0―5大阪桐蔭 ( 2021年10月24日 皇子山 )

<大阪桐蔭・東洋大姫路>東洋大姫路・森(左)(撮影・成瀬 徹)
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東洋大姫路は大阪桐蔭に完敗して準決勝進出を逃し、08年以来の選抜出場を確実にすることはできなかった。

エース右腕の森健人(2年)が4回1死一塁から田井志門(2年)に右越え2ランを浴びて先制を許すと5回は味方の失策から中越え適時二塁打を浴びるなどさらに2失点。8回を投げ11安打5失点ながら、強力打線相手に内角を突き続け、完投したのがせめてもの意地だった。

「大阪桐蔭の打線は(感じる)圧が違った。今まで対戦した相手で一番集中していた。本塁打も悪い球ではなかったが、うまく打たれた。球に力があれば...。その辺りが今後の課題」

打線も0―0の3回2死一、三塁で重盗を仕掛けたが失敗に終わり先制点を奪えず。5回以降は1安打しか打てず反撃機をつくることさえできなかった。

来年3月末で退任が決まっている藤田明彦監督(64)は「前半のチャンスで得点を奪えなかったのがポイント。(3回の重盗失敗は)打てないので磨いてきた部分。先に1点が欲しかったんで...」と振り返った。

8強止まりだが、同じ兵庫勢の社と神戸学院大付がいずれも1回戦で敗退しており、地域制もあって選出の可能性を残す。指揮官は「完敗ですからね。厳しいかと。ただ(選ばれると)信じて練習する」と来年1月に吉報が届くことを信じ、課題の打力をはじめチーム力の底上げを目指していく。

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