1 経緯等
総務省は、(1)から(3)に係る制度整備(案)を作成しましたので、これに対する意見募集を実施します。なお、(1)から(3)の制度整備においては、同一の関係条項の改正を行うものを含むことから、一つの制度整備(案)としてまとめております。
(1) 地上テレビジョン放送のデジタル化に伴い利用可能となった99MHzを超え108MHz以下の周波数を使用して行う移動受信用地上基幹放送(以下「V-Lowマルチメディア放送」という。)について
総務省は、本年7月から8月に「V-Lowマルチメディア放送及び放送ネットワークの強靭化に 係る周波数の割当て・制度整備に関する基本的方針(案)」(以下「基本的方針(案)」という。)について意見募集を行いました。
この結果等を踏まえ、V-Lowマルチメディア放送に係る制度整備(案)を含む移動受信用地 上基幹放送等に係る制度整備(案)を作成しましたので、これに対する意見募集を実施します。
(2) 地上テレビジョン放送のデジタル化に伴い利用可能となった207.5MHz以上222MHz以下の周波数を使用して行う移動受信用地上基幹放送(以下「V-High放送」という。)について
総務省は、本年8月から9月にV-High放送に係る参入希望調査を行いました。
この結果等を踏まえ、V-High放送に係る制度整備(案)を含む移動受信用地上基幹放送等に係る制度整備(案)を作成しましたので、これに対する意見募集を実施します。
(3) 76MHzを超え90MHz以下の周波数を使用する中波放送の難聴対策に係るFM方式の中継局について
基本的方針(案)の意見募集の結果等を踏まえ、外国波混信対策に加え、地理的・地形的難聴対策に係るFM方式の中継局の設置も可能とする制度整備(案)を含む移動受信用地上基幹放送に係る制度整備(案)を作成しましたので、これに対する意見募集を実施します。
2 意見募集
意見募集の対象となる法令案は
【別紙1】のとおりです。
3 制度整備(案)概要
V-Lowマルチメディア放送につきましては
【別紙2】、V-High放送につきましては
【別紙3】、中波放送の難聴対策に係るFM方式の中継局につきましては
【別紙4】を御参照ください。
4 意見募集の期間
平成25年9月27日(金)から同年10月28日(月)17:00(必着)
郵送による提出の場合も期限内必着とします。
5 提出方法
6 今後の予定
(1) V-Lowマルチメディア放送について
現時点では下表のスケジュールに沿って手続を進めることを予定しています。
平成25年 9月27日
基本的方針(案)に対する意見募集の結果公表
11月〜12月頃
制度整備(案)の電波監理審議会諮問
(2) V-High放送について
現時点では下表のスケジュールに沿って手続を進めることを予定しています。
平成25年11月〜12月頃
制度整備(案)の電波監理審議会諮問
12月頃
基幹放送業務認定申請受付 開始
平成26年 1月頃
基幹放送業務認定申請受付 締切
3月頃
基幹放送業務認定 電波監理審議会諮問
平成27年 4月頃
放送開始予定
(3) 中波放送の難聴対策に係るFM方式の中継局について
今回頂いた御意見等を踏まえて、今後、制度化を進めて参ります。
【関係報道資料】