報道資料
令和7年6月30日
自動運転の社会実装に向けたV2N通信環境、車両情報連携システム等を用いた実証実験の参加者の決定
総務省は、「デジタルライフライン全国総合整備計画」等に基づき、経済産業省等と連携して実施する「自動運転の実用化・普及展開及び標準化・規格化に係る高速道FOT(Field Operational Test)実証実験」のうち携帯電話ネットワークによる車両とのV2N(Vehicle-to-Network)通信、車両情報連携システム等を活用した新東名高速道路における実証実験について、経済産業省等と共同で実験参加者を決定しましたので、公表します。
1.経緯・概要
総務省は、「デジタルライフライン全国総合整備計画」(令和6年6月 デジタル社会推進会議決定)及び「自動運転インフラ検討会」(国土交通省道路局、警察庁交通局、総務省総合通信基盤局による共同開催)における審議等に基づき、自動運転の社会実装に向けた情報通信インフラに関する各種取組を推進しています。
自動運転の実現に必要となる通信環境整備においては、自動運転技術や通信技術の進展、有望なユースケース等に応じ、多様な通信手段をその特徴(通信エリア、遅延など)を踏まえて相互補完しながら活用していくことが重要です。
こうした考え方のもと、総務省では、経済産業省等と連携して実施する「自動運転の実用化・普及展開及び標準化・規格化に係る高速道FOT実証実験」の一環で、携帯電話事業者の5G/4Gネットワークを活用した車両とのV2N(Vehicle-to-Network)通信の有効性を確認するため、新東名高速道路の一部区間において、V2N通信と車両情報連携システム等を活用した実証実験を実施する予定です。
令和7年4月25日(金)から同年5月30日(金)まで、同実証実験の参加者について公募を行ったところ、複数の者から応募がありました。経済産業省等と共同で審査を行い、同実証実験の参加者を決定しましたので、公表します。
2.実証実験参加者の公募の概要
ページトップへ戻る