1 固定通信
(1) 加入電話(NTT東西加入電話、直収電話、0ABJ−IP電話及びCATV電話)の契約数は5,745万(前期比0.3%減)と減少が続いています。加入電話におけるNTT東西のシェアは81.4%(前期比0.4ポイント減)と減少が続いています。
(2) IP電話の利用番号数は、2,496万(前期比2.8%増)と増加が続いています。このうち、0ABJ−IP電話については、利用番号数は1,703万(前期比5.3%増)と増加が続いています。シェアについては、NTT東西は67.3%(前期比0.4ポイント減)と減少が続いているのに対し、KDDIは16.0%(前期比0.3ポイント増)と増加が続いています。また、050−IP電話については、利用番号数は793万(前期比2.2%減)と減少が続いています。シェアについては、ソフトバンクBBは41.7%(前期比0.7ポイント減)と減少しているのに対し、NTTコミュニケーションズは37.1%(前期比0.6ポイント増)と増加しています。
2 移動体通信
移動体通信の契約数は1億2,070万(前期比1.3%増)と増加が続いています。携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモは47.4%(前期比0.3ポイント減)と減少しており、KDDIは26.9%(前期比0.2ポイント減)とおおむね横ばいとなっているのに対し、ソフトバンクモバイルは20.2%(前期比0.5ポイント増)と増加しています。なお、MVNO契約数については323.2万加入となっています。
3 インターネット接続
(1) ブロードバンドサービス※(注記)2の契約数は3,459万(前期比1.7%増)と増加が続いています。
(2) 今回の公表より、3.9世代携帯電話パケット通信サービスについてブロードバンド契約数として公表することとし、その契約数は1,226となっています。
(3) FTTHの契約数については、1,977 万(前期比3.4%増)と増加が続いています。シェアについては、NTT東西が74.5%(前期比±0)、電力系事業者が9.1%(前期比±0)、KDDIが8.6%(前期比0.1ポイント増)と横ばいとなっています。
(4) DSLの契約数については、859 万(前期比4.4%減)と減少が続いています。シェアについては、シェア1位のソフトバンクBBが38.3%(前期比0.1ポイント減)、シェア2位のNTT東西が35.0%(前期比0.1ポイント増)とおおむね横ばいとなっています。
(5) すべての都道府県でFTTHの契約数が増加し、沖縄県を除く46都道府県でDSLの契約数が減少しています。なお、ブロードバンドサービスの都道府県別契約数等の詳細については、
参考資料PDFのとおりです。