今日は2つあります。
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消防白書、消防団員の確保に向けたマニュアル別ウィンドウで開きます】
最初に、本日の閣議において、令和6年版消防白書を配布しました。
この白書では、令和6年能登半島地震等への対応、増大する救急需要への対応、新技術の進展を踏まえた消防防災行政の対応などについて、特集記事を掲載してまいります。
この白書により、消防防災に対する国民の皆様のご理解を深め、より一層消防防災体制の充実強化に努めてまいります。
次に、本日、全国の自治体・消防団の皆様宛てに、消防庁としては初の取組として、消防団員の確保に向けたマニュアルを提供することといたしました。
マニュアルでは、各地域の優良事例を多数取り上げ、消防団の魅力発信、新規団員の確保策、現役団員の負担軽減や女性が活躍できる環境づくりなどを通じた消防団の充実強化につながる手法を紹介しております。
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特別交付税の繰上げ交付別ウィンドウで開きます】
次に、先日、総理は「前向きに」とおっしゃっていたのですが、特別交付税の繰上げ交付についてであります。
昨年末以降、青森県をはじめ、各地で大雪による被害が相次いでおります。
一連の大雪により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、
ご遺族にお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
この間、自治体におきましては、住民の皆様の安心・安全を確保するため、道路の除排雪等に精力的に取り組んでいただいており、多額の財政負担が生じているものと承知しております。
こうした状況を踏まえ、自治体が財政上の不安を持つことなく、除排雪等を迅速に行えるよう、災害救助法の適用が決定されるなど、平年を大きく上回る大雪に見舞われた自治体で、繰上げ交付を希望した124市町村を対象に、3月に交付すべき特別交付税の一部、166億円を繰り上げて交付することを本日決定いたしました。
今後も、除排雪経費等の実態を丁寧に把握し、自治体の財政運営に支障が生じないよう、特別交付税の算定において適切に対応してまいりたいと考えております。
詳細は、自治財政局にお問い合わせください。
冒頭発言は以上であります。