おはようございます。
冒頭、私から3件発言させていただきます。
【
マイナンバーカードの普及促進別ウィンドウで開きます】
マイナンバーカードについては、政府全体で、令和4年度末までに、ほぼ全国民に行き渡ることを目指して、その普及促進に取り組んでいるところですが、昨日のデジタル田園都市国家構想実現会議において、岸田総理から、関係大臣と連携して、マイナンバーカードの普及と利便向上を強力に進めるよう、改めて指示がありました。
総理からの指示を速やかに実行に移すため、総務省としての推進体制を整備します。現在の新型コロナ関係の推進本部を改組して、新型コロナウイルス感染症対策・デジタル化推進等地方連携推進本部とし、本日、この後、本部会合を開催します。私から訓示を行い、今後の方針等を共有し、総務省一丸となって取り組んでいきたいと思います。
これまで構築してきた自治体との間の連絡体制をフルに活用しながら、自治体の取組をしっかりと後押ししてまいります。
目標年度である令和4年度に入り、マイナンバーカードのさらなる普及促進に向け、自治体とも緊密に連携しながら、総務省を挙げて全力で取り組んでまいります。
詳細は、自治行政局にお問い合せください。
【地方自治体のDX推進に係る検討会】
次に、地方自治体のDX推進に係る検討会の再開についてお知らせします。
本検討会は、一昨年開催していたものですが、ここでの議論を踏まえ、令和2年12月に自治体DX推進計画を策定しております。
その後、デジタル改革関連法が成立しました。また、政府においても、5つのデジタル原則やデジタル田園都市国家構想の実現を基本戦略として掲げた、デジタル社会の実現に向けた重点計画を策定してまいりました。
こうした、昨今の自治体DXに関連する様々な動きについて、その理念や方向性を自治体と共有するなど、自治体DXの取組を強力に推進するため、本年夏頃を目処に、自治体DX推進計画の改定に向けてご議論いただくため、本検討会を再開することとしたところです。
ゴールデンウィーク明けの5月11日に開催し、そこを皮切りに、有識者の皆様から忌憚のないご意見を賜りたいと考えております。
詳細は、後ほど自治行政局から説明があります。
【イギリス・ベルギー・スイス出張】
最後に、4月28日から5月5日まで、イギリス、ベルギー、スイスの3か国を訪問します。
まず、イギリスについてはデジタル・文化・メディア・スポーツ省のドリーズ大臣、ロペス閣外大臣などと、ベルギーではEUのヴェステアー上級副委員長、ブルトン欧州委員と、また、スイスでは連邦通信庁のマイセン長官などとそれぞれ会談する予定です。
昨今、デジタルインフラの安全性や信頼性に対する懸念が高まるなか、5Gのオープン化の推進、Beyond 5Gの早期実現、また、信頼性のある自由なデータ流通の推進が喫緊の課題となっております。
こうした観点から、これらの国・地域において、それぞれの会談を通じて、ハイレベルでより強固な協力関係を構築し、政策面での連携をしっかりと進めてまいりたいと考えております。
また、今年秋の国際電気通信連合(ITU)の全権委員会議で行われる電気通信標準化局長選挙に、我が国は、NTTの尾上誠蔵氏を擁立しており、各国政府に対し、尾上氏に対する支持要請を強力に行ってまいりたいと考えております。
更にイギリスでは、統計分野における日英間の協力推進のための会合、JETプログラムOBの皆様との車座対話、日系企業との意見交換会も行う予定です。
詳細は、国際戦略局にお問い合わせください。
私からは以上です。