お待たせしました。おはようございます。
本日、私の方から2件報告します。
【
平成29年度補正予算案、
平成30年度予算政府案の閣議決定】
本日、平成29年度補正予算案及び平成30年度予算政府案が閣議決定されました。
(平成29年度補正予算案)
補正予算ですけれども、「生産性改革」や「防災・減災」などとして、
- ・ディープラーニング翻訳の高度化
- ・緊急消防援助隊の充実強化や消防団の装備・訓練の充実強化
- ・放送コンテンツの海外展開総合強化事業
- ・女性活躍推進等に対応したマイナンバーカード等の記載事項の充実等
などに係る必要な所要経費総額274.9億円を計上しました。
(平成30年度予算政府案(地方財政対策))
平成30年度予算政府案については、地方財政対策について先日申し上げたとおり、一般財源総額について、前年度を上回る62.1兆円程度を確保することができました。
また、地方交付税については16.0兆円程度を確保しつつ、臨時財政対策債については、前年度から0.1兆円の減に抑制することができました。
(平成30年度政府予算案(一般歳出))
地方交付税繰入れを除いた一般歳出には、5,819億円を計上しました。
「落ち着いて、やさしく、持続可能な社会の実現」を目指して、
- ・ローカル10,000プロジェクト
- ・マイナンバーカードを活用した地域の消費拡大
- ・サイバーセキュリティの強化
- ・IoT・ビッグデータ・AI・シェアリングエコノミー等の活用推進や人材育成
- ・消防防災行政の推進
- ・統計改革 など
の施策について、予算の充実・重点化などを図ることができました。
国会での御審議を経て予算成立のあかつきには、これらの予算を最大限活用して、我々が直面する人口減少などの構造的な課題への対応に向け、総務省全省を挙げて取組んでまいります。
それぞれの予算の詳細については、この後、事務方から説明させます。
【内堀福島県知事の要望に対する対応】
9月6日に、福島県の現状を視察した際に、内堀知事から、避難指示区域などの消防力の確保について、御要望をいただいてまいりました。
これを受けまして、本年4月末の浪江町・双葉町における林野火災に係る災害対応経費などを計上するとともに、現行の交付金で調達した車両及び資機材を、避難指示区域が解除された区域においても運用することとし、平成30年度予算案において2.0億円を確保しました。
引き続き、被災団体の実情をよくお伺いしながら対応してまいります。
詳細は、消防庁にお尋ねください。
私の方は、以上です。