平成28年3月4日
皆様、おはようございます。
本日、官邸は、閣議、閣僚懇のみでございました。
【「マイキーくん」によるマイナンバーカードのメリットに係る周知・広報(1)】
まず、冒頭に申し上げます。マイナンバーカードには、法律で定められました税、社会保障、災害対策分野にしか使えないマイナンバーの「マイナ」部分と、もう1つ、民間でも御活用をいただけます「公的個人認証」及び「ICチップの空き領域」、いわゆる「マイキー」の機能が搭載されております。
「マイキー」部分には、様々な可能性がございます。例えば、マイナンバーカードを公共施設や商店街などに係る各種サービスを呼び出す共通の手段として使うことができましたら、住民の皆様にカードの便利さを実感いただくとともに、また、独自に高度なカードを発行するのがなかなか難しいといった地域の商店街等もございますので、地域経済の活性化にもつながるのではないか、と考えています。
そのため、御承知のとおり、現在、いわゆる「マイキープラットフォーム構想」の実現に向けて、省内で検討を進めております。
ちなみに、「マイキー」部分をお使いいただきましても、カード自体にはどういった購買履歴があるとか、どういうふうにポイントを使ったかとか、こういった個人情報は残りませんし、また、マイナンバーそのものも使いません。例えば商店で使っていただくような場合でしたら、カードリーダーに対して自分でカードをかざしていただくということで、お店の方にカードそのものを手渡していただく必要もございません。
総務省では、「マイキー」を象徴するキャラクターとしまして、「マイキーくん」を作っていたのですが、今までは説明書類の印刷物の上にあるだけでございましたが、様々な場面での周知・広報を考えまして、この度、「マイキーくん」を着ぐるみにいたしまして、ようやく完成しましたので御紹介を申し上げます。
「マイキーくん」は、「マイキー」のうち、公的個人認証制度の根幹をなす「鍵」を確実・誠実に守る忠犬の姿をイメージして、総務省の職員がデザインしてくれたものでございます。
なお、この「マイキーくん」の着ぐるみでございますけれども、これはお貸し出しをすることが可能でございますので、「マイキー」部分を利活用しようとしてくださる自治体や企業等においても、この「マイキーくん」を御活用いただき、積極的に周知・広報に御協力をお願いしたいと存じます。
ということで、マイキーくん、お疲れ様でございました。
私からは、以上です。