第2章 情報通信の現況
2 企業の情報化
(1)企業の概況
企業におけるインターネット回線の高速化が進んでいる
1 インターネットの接続回線及び最大通信速度
平成16年末において、インターネットを利用している企業(常雇従業者規模100人以上)の73.7%がCATV回線、DSL回線、FTTH回線(光回線)、無線(FWA等)を導入している(図表[1])。また、最大通信速度は、60.7%の企業で1.5Mbpsを超えている(図表[2])。
図表[1] インターネットの接続回線
図表[1] インターネットの接続回線
図表[2] インターネットの接続回線の最大通信速度
図表[2] インターネットの接続回線の最大通信速度
2 産業別ホームページ開設率
平成16年末において、全企業の79.1%がホームページを開設している。産業別に見ると、金融・保険業が88.2%であり、他の産業に比べて高くなっている(図表[3])。
図表[3] 産業別ホームページ開設率
図表[3] 産業別ホームページ開設率
3 CIOの設置状況
平成16年末において、専任のCIO(Chief Information Officer:経営戦略と情報通信戦略を統括・調整する役員)を設置している企業は全企業の2.5%である。兼任も含めると16.0%の企業がCIOを設置している(図表[4])。
図表[4] CIOの設置状況
図表[4] CIOの設置状況
関連ページ 企業の情報化の推進については
3−4参照