家賃債務保証 借主・貸主の双方にメリットのある制度
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[画像:"政府広報オンライン「わかりやすい用語解説」の表題イラストです。]
家賃債務保証とは、住宅を借りるときに、入居者(借主)が、保証業者に料金を支払い、貸主に対する家賃債務の保証を委託することをいいます。これにより、万一借主が家賃を滞納した場合には、保証業者が一時的に家賃を立て替え、借主に代わって支払います。借主は、保証業者と契約することで希望する物件を借りやすくなり、貸主は、家賃滞納が発生した場合の負担を軽減できます。
最近では、入居者の高齢化などを理由に、借主が連帯保証人を確保することが困難になってきていることもあり、連帯保証人に代わって保証業者を利用することが増えています。こうした中、保証業者に関する相談やトラブルも増えてきたことから、国土交通省は、平成29年(2017年)に一定の要件を満たす保証業者を国に登録する制度を設けました。さらに、令和7年(2025年)の住宅セーフティネット法改正において要配慮者が利用しやすい保証業者を国が認定する制度を創設しました。
用語解説_家賃債務保証_1
出典:国土交通省 「令和7年度改正住宅セーフティネット法等に関する全国説明会資料「改正住宅セーフティネット法等について 」」
(取材協力:国土交通省 文責:内閣府政府広報室)
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