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最終更新日:2020年5月24日
詳細解説3 採集
中里貝塚で食用として採られたと考えられる貝は、ほとんどマガキとハマグリです。
ハマグリを分析した結果、ほとんどが春の前半から夏の前半に採集されたことがわかっています。そして、ハマグリの大きさも平均43ミリと、大型のハマグリを選んで採集されていて、35ミリ以下のハマグリはほとんどありませんでした。
マガキは、泥干潟に形成されていたカキ礁の一部を採集しそのまま加工処理場へ運んだようです。カキの幼貝や、カキ礁に生息する小型の貝類も多くみつかっているからです。
[画像:中里貝塚出土貝殻]
中里貝塚のハマグリとマガキ