[フレーム]
本文へ移動

「佐々木朗希の故障歴には十分に気を付けろ」解説者が"ガラスのエース"をメジャー球団に警告「ショウヘイのように洗練もされていない」

2024年12月4日 15時52分

佐々木朗希

佐々木朗希

ロッテからポスティング制度でメジャー挑戦する佐々木朗希投手(23)について、米放送局バリースポーツ・ウエストのホセ・モタ解説者が「故障歴には十分に気を付けろ」と、契約を目指すメジャー球団に警鐘を鳴らした。
エンゼルス時代の大谷を詳細に報じていたことでも知られる同解説者は、米ドジャースネーションのネットラジオ番組「ドジャースドーナット」に3日(日本時間4日)までに出演。『ガラスのエース』と称される豪腕について語った。
「佐々木は本当にスペシャルだ。だが、まず最初に指摘したいのは、ショウヘイ(大谷翔平)や山本由伸のように洗練されてはいない。近年の故障歴や年齢が若いこともあり、十分に気を付けなければならない」。大リーグでも圧倒的なエースとなれるか否かについては「間違いない。だが『今か?』と聞かれれば、答えはノーだ」とした。
米エッセンシャリースポーツは「モタ氏のコメントが明らかに示しているのは、メジャー球団は佐々木の故障歴を考慮し、慎重にも慎重を期して育成にあたらなければならないということだ」と報じた。
佐々木については、米移籍情報サイトのトレードルーマーズも、ロッテが11月にポスティング容認との報道直後に「佐々木の近年の故障歴を唯一の懸念材料として、獲得に待ったを掛けるメジャー球団も現れるかもしれない」と報道。一方で「だが同時に、そのように比較的小さな障害が彼のマーケットに大きなダメージを与えるとは考えにくい」と、メジャー球団に二の足を踏ませるほどのマイナス点ではないとしていた。
佐々木は今年5、6月に右上肢のコンディション不良により2度の戦線離脱。昨季は左内腹斜筋の損傷で7月から約6週間離脱し、さらに発熱で9月半ばにシーズンを終えた。プロ3年目で初めて開幕ローテ入りした22年は、疲労による登録抹消が3度あった。

関連キーワード

おすすめ情報

NEWS

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /