ドジャースのロバーツ監督が17日、リーグ優勝決定シリーズ第4戦前に会見に応じ、ロッテから今オフ、ポスティングシステムでのメジャー挑戦が噂される佐々木朗希投手について言及した。米記者から、佐々木朗希投手が獲得できる状況になった場合、ドジャースブランドを押し出すことが役立つと思うかと聞かれ、「間違いなく、そうなればいいね。我々は同じ考えだね」と笑いを誘った。冗談風に話しているが、佐々木獲得を半ば認めたような発言だ。
質問の背景には、日本がドジャースのポストシーズンに大きな注目を寄せていることがある。監督は「ある選手が、パドレスとの第5戦を日本では何人の人が見ているか教えてくれたが、それは驚くべき数字だった。私たち全員にとって良いこと」と語った。大谷と山本の移籍で、ドジャースブランドが日本にかなり浸透し、指揮官は「それが佐々木獲得にいい影響を与える」と見る。
ドジャースのロバーツ監督
質問の背景には、日本がドジャースのポストシーズンに大きな注目を寄せていることがある。監督は「ある選手が、パドレスとの第5戦を日本では何人の人が見ているか教えてくれたが、それは驚くべき数字だった。私たち全員にとって良いこと」と語った。大谷と山本の移籍で、ドジャースブランドが日本にかなり浸透し、指揮官は「それが佐々木獲得にいい影響を与える」と見る。
大リーグのポストシーズンで、まだメジャーに渡っていない佐々木の質問が出るのは異例中の異例だ。ドジャースは佐々木の動向をずっと注視している。フリードマン編成本部長は今年、佐々木のレギュラーシーズン最終戦の楽天戦を視察。忙しい合間を縫って、編成トップがわざわざ来日した。編成本部長は「彼は明らかに真の才能を持つ投手。日本に何回も来たことがあるし、いろいろな才能のあるピッチャーを見てきたが、彼は過去にアメリカに来た才能ある投手たちの仲間に入る人材」と絶賛している。
ドジャース側は佐々木が25歳になる前に獲得したいはずだ。メジャーは25歳未満の海外選手を獲得する場合、契約金や年俸は最低限に抑えられ、マイナー契約での入団となる。だが、25歳になれば、その規制からは外れる。球団側にとって、莫大な資金が必要となる。
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