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救命救急センターは大きく分けて2つのタイプがあります。
単独型
都心部に多い三次救急に特化し、少数の重症患者のみを受け入れる
救急医は初療からの救命医療や入院後の根治治療を一貫して迅速に行う
併設型
地方都市に多い一次より三次救急まで広く多くの患者を受け入れる
救急医は初療のみ行い、専門的治療は各科が行う(ER型・振り分け型)
プログラム責任者は、救急医療に25年以上携わり、5か所の救命救急センターで働きました。
その経験から、堺市立総合医療センター 救命救急センターの立ち上げより参加し、単独型と併設型、両者の利点を組み合わせ、迅速性と専門性を追求した全く新しいタイプの救命救急センターを開設しました。
診療対象は、外傷や中毒などの外因性疾患を主としておりますが、二次三次救急を広く受入れ、初療より根本治療、集中治療、後療法・社会復帰までを自分達で主体的に、一人一人の患者に向き合ってシームレスかつ最善の専門的治療を提供することを目標としております。
堺救急科専門医育成プログラムに参加すれば、救急専門医に求められる判断と手技、他科専門医が有する最先端の技術や手技を同時に学ぶことができます。
当然、院内ローテートや連携施設の研修により、救急科専門医に求められるあらゆる知識、技能、経験を得ることが可能となります。
施設類型 | 指導医数 | 施設名 | おもな研修内容 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | |||
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基幹研修施設 (救命救急センター) | 3 (2.5) | 堺市立総合医療センター | 救急診療・集中治療・外傷診療・災害医療・ドクターカー・メディカルコントロール | A | A | C | A | ||
B | B | B | C | C | |||||
二次救急医療施設 | 1 | 清恵会病院 | 救急診療・ER・地域医療 | C | A | B | |||
二次救急医療施設 | 0 (0.5) | 耳原総合病院 | ER・小児救急・地域医療 | C | A | B | |||
三次救急医療施設 (高度救命救急センター) | 0.5 | 大阪大学附属病院 | 救急診療・集中治療・ドクターヘリ | B | A | C |
専攻医 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | |||
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A | 堺 | 堺 | 清 | 耳 | 阪大 | 堺 |
B | 堺 | 堺 | 堺 | 阪大 | 耳 | 清 |
C | 耳 | 清 | 堺 | 堺 | 堺 | 阪大 |
全研修期間の5/6(2.5年間)を堺市内で過ごすこととなり、引っ越しなどのストレスが少ないことも当プログラムの利点と考えております。
当プログラムの堺市立総合医療センター・清恵会病院・耳原総合病院の3病院で、堺市内の救急搬送患者の40%以上を受け入れています。
(計14,300件/全搬送35,406件 - 堺市消防局 平成27年7月~平成28年3月)
地域に根差した信頼と安心の医療を実践/救急指導医・専門医・外傷専門医による密着指導
救急科領域関連病院機能 | 二次救急医療機関 |
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指導者 | 救急科指導医1名、救急科専門医2名、外科専門医3名 |
救急車搬送件数 | 6,136件/年 |
救急外来受診者数 | 26,688人/年 |
研修部門 | 救急医療センター(救急室、集中治療室) |
徹底した臨床経験/ER・ICR専従医が充実した研修を保証
救急科領域関連病院機能 | 二次救急医療機関 |
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指導者 | 救急科専門医2名 |
救急車搬送件数 | 4,084件/年 |
救急外来受診者数 | 15,729人/年 |
研修部門 | 救急室、集中治療室 |
“救急医学”の歴史を作った日本一の伝統/豊富な研究と高度実践医療。そして、ドクターヘリ
救急科領域関連病院機能 | 三次救急医療施設(高度救命救急センター)、災害拠点病院、DMAT指定医療機関、大阪府ドクターヘリ基地病院 |
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指導者 | 救急科指導医4名、救急科専門医13名 |
救急車搬送件数 | 1,200件/年 |
研修部門 | 高度救命救急センター |
地域に根差した熱心な民間病院と地域の総合的基幹病院、そして高度救命救急センター。
ドクターカー、ドクターヘリ、ER、緊急手術と処置、集中治療、後療法・・・そして研究まで、当プログラムに参加すれば、救急医療に必要とされるすべてのことを経験できます!