No.1ドローン・プレゼンターが語る
「プレゼン力」と「ドローン愛」のあいだ

『プレゼンは「目線」で決まる』担当編集者インタビュー(前篇)

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西脇 資哲(にしわき・もとあき)日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員/エバンジェリスト
1969年岐阜県生まれ。09年、マイクロソフトに入社。マイクロソフト製品すべてを扱う唯一の日本人エバンジェリストとして活躍。
また、独自のプレゼンメソッドが口コミで広がり、全国から講演・セミナー依頼が殺到。「年間250講演、累計5万人以上・200社以上が受講」という圧倒的実績を持つNo.1プレゼン講師としても知られている。
著書に『プレゼンは「目線」で決まる』など。

なぜマイクロソフトの人に
「ドローンのプレゼン」が殺到するのか?

編集F:ドローンって結局、何がそんなにすごいんですか?

西脇:ホビー用途のものはさておくとしても、かなりいろんな可能性がありますよ。農業用途にはかなり使われていますし、空撮、スポーツ中継、監視、防犯、測量、災害調査、救命などなど、パッと思いつくだけでも、かなりのインパクトがあります。
しかも、飛行物体という意味ではもちろん機械工学の領域ではあるんですが、基本的には自動制御システムやセンサー、通信などが関わってくる以上、やはりIT産業にとって重大な意味を持ったムーブメントなんですよね。もちろんマイクロソフトとしても、さまざまな取り組みを始めています。

編集F:とはいえ、日本ではまだまだな気もしますね。

西脇:いやいや、そんなことはないですよ。東京大学のほか、千葉大学発のベンチャー・自律制御システム研究所でも研究が進んでいて、わたしも研究者の方たちとお会いしたりしています。

そもそも日本は「ドローン先進国」だったんです。1987年にはYAMAHAが小型の無人飛行機を開発していて、農薬散布などに実際使われたりしていました。わたしもFさんと同じ岐阜の田舎の出身ですけど、むかし近所の農地の上空をドローンが飛んでいたのを覚えていますよ。2002年の時点では、全世界のドローンの65%が日本製だったくらいです。

(いったい、ドローンとプレゼンスキル上達とのあいだに、どんな関係があるというのか...。後編に続く)


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