「ハリス大統領」実現の鍵はウクライナとパレスチナ"2つの戦争"の停止
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バイデン氏撤退、民主党はハリス氏で結束
「ハリスVSトランプ」、支持率は拮抗
バイデン大統領は7月24日、ホワイトハウスからの国民に向けた演説で改めて大統領選からの撤退を表明したが、後継に推薦されたカマラ・ハリス副大統領への民主党内の支持者は、これまでに下院で150人以上、上院で30人以上に広がり、新たな民主党候補としての指名は確実な情勢だ。
ハリス氏の選挙キャンペーン開始直後、集められた政治資金も多額に上った。ヘッジファンドの億万長者ジョージ・ソロス氏やLinkedInの共同設立者リード・ホフマン氏ら大口資金提供者のハリス氏支持が報じられた。雑誌Forbesは、バイデン=ハリスが集めた資金を9100万ドルとも伝えた。
世論調査での支持率は、これまで終始、バイデン氏を上回ってきたトランプ前大統領と拮抗し、中には上回っている調査もある。
劣勢に立たされていた民主党内には活気が戻り、選挙戦の様相は大きく変わりそうな様相だ。
現職大統領の撤退という事態の中で、ハリス氏が勢いをさらに強め11月の大統領選で勝利することになるのかどうか。
その「鍵」を握るのは、ウクライナとパレスチナでの「2つの戦争」への対応だ。
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