Future of Work〜働き方X.0

企業の障がい者雇用が、様子見から積極化へと本格的に変わり始めた背景

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障がい者の活躍を後押しする
4つの必須マネジメント

意識したいポイントは主に4つ。重要性が高い順にお伝えします。

(1)障がいに対する周囲の理解

リクルートスタッフィングでは、障がい者の方を企業に紹介して入社に至った場合、その人との関わりを持つ社員に集まってもらい、その方の障がい特性を説明しています。伝える内容は、

くろまるどんなことが得意か
くろまるどんなことが苦手か
くろまるどんな配慮が必要か

「得意」「苦手」を事前に理解しておくことで、任せる仕事を判断しやすく、良いスタートダッシュを切ることができます。

(2)障がい者スタッフをマネジメントする人のケア

障がい者スタッフのそばで、指示を出したり相談を受けたりする役割を担う方へのケアも忘れてはならないポイントです。マネジメントする側が1人で悩みを抱え込んでメンタルに不調をきたすケースも多いため、さらに上位の管理職によるフォローが必要です。

(3)定期的な体調チェック

精神障がいを持つ方は、多くの場合、調子を崩すと影響が「睡眠」「食事」に表れます。「睡眠」「食事」などにまつわるチェックシートを準備し、毎日本人にチェックしてもらうことで、体調面の変化を察知し、深刻化する前に対処できます。

自社での管理が難しい場合、就労移行支援事業所などの外部機関を利用することもできます。リクルートスタッフィングのサービス「アビリティスタッフィング」でも、精神保健福祉士などの有資格者が定期訪問し、体調チェックを行っています。

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