PRICURE-COVID-19研究は、研究予定期間が終了致しました。
収集したデータに関しましては内容を解析し、本学会HPにて公開予定です。
ご協力頂きました皆さまに深く感謝申し上げます。
PRICURE-COVID-19へ症例を登録いただくためには、PRICUREと共通の登録医師IDの取得が必要になります。この登録医師IDは登録する患者さんを診療している医療機関と紐付けされるため、複数の医療機関で診療をされている先生は、それぞれの医療機関での登録医師IDの取得が必要となります。また一度取得いただいた登録医師IDは勤務先が変更となった後でも有効なので、一度登録いただいた症例の参照は可能です。
登録医師IDを取得するには日本小児リウマチ学会会員であることが必要です。要件を満たしていない先生におきましては、日本小児リウマチ学会に入会いただき登録医師IDの申請をお願い致します。
また、以下に説明と同意書・アセント文書をご用意させて頂いております。ご活用下さい。
研究の目的;2019年12月より中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(以下;COVID-19)が世界各地で流行しています。日本においても発症者も確認されてきています。臨床的には潜伏期間(2週間以内)を経て発熱や咳嗽を主訴に発症し、重症例は肺炎に進行し死亡率は1-2%と推定されています。 肺炎の重症化のリスクとして高齢者、糖尿病、高血圧があります、その他基礎疾患を有する事や、免疫抑制剤による治療中の場合も重症化のリスクと考えられています。しかし、小児感染者報告では、成人に比べ重症化を来しやすいとの報告はされていませんが、本邦における小児症例の臨床経過・重症化リスク・予後は未だ不明です。
本研究の目的は、小児リウマチ性疾患児、小児におけるCOVID-19の臨床形態・重症化リスク・予後を解明することです。
COVID-19の実態把握をすることは、今後の小児COVID-19において感染予防や外来・入院における管理、治療計画の作製、予後の予測など実臨床に非常に有用と考えられます。
埼玉県立小児医療センター
医事担当(代表048-601-2200)