[画像:P1150951]
こんなタイプ:酸味をメインとしつつもバランスの取れたお酒。原酒でアルコール度も高いが、それを感じさせない味のつくりが上手だ。
お酒の特徴:食中食後向き、栃木、saketaku銘柄、酸度2.6、無ろ過、火入れ、原酒、10号酵母、純米吟醸、しっかりした味の料理と一緒に、すっきりだけどズッシリ、試験醸造、H29BY
僕の評価:70点/100点(試験醸造でこれはよくやってる。飲みやすい原酒だ)
◆だいやまーく◆だいやまーく◆だいやまーく
前回に引き続き通販サービス・saketaku 銘柄ですよ〜。今回は蔵元も前回と同じ、栃木の西堀酒造がつくる「門外不出(もんがいふしゅつ) 純米吟醸 無ろ過原酒」です。門外不出のブランドは地産地消銘柄らしくて、ほぼ栃木県内で消費されるお酒なんだそうですよ。
このお酒はH29BYの試験醸造(試しにつくってみたお酒)で、タンク1本のみの生産なのだとか。その大半をsaketakuに譲ってくれたのだそうです〜。たぶん定番商品の純米吟醸55を無ろ過原酒で仕上げたものですね。
しかし、試験醸造、プロトタイプって聞くと、マニアは盛り上がっちゃうよね!例えそれが失敗作の可能性があっても!あ、失敗したお酒って、やっぱ普通酒とかに混ぜて売っちゃうのでしょうかね?(夏子の酒知識)
そしてこのお酒、協会10号酵母ですよ(酸が出にくく吟醸に向く酵母)。この前紹介した水府自慢 をつくる明利酒類が発祥の地である酵母です。あまり見ないって思ってましたが、意外と使われてるのでしょうか。単に蔵元各社がアピールしてないだけ?くどき上手に加えて、出羽桜も10号使ってるみたいですし。saketakuはお酒のデータが超詳細なので(粕歩合、種麹まで載ってる!)、こういうのが詳しくわかるのがいいです。日本酒の勉強している人にオススメですね。
◆だいやまーくアルコール度高めだけど、上手に躾けた美酒!
味は酸味がメインだけど、旨み甘みも適度にあって、後半じんわりと苦味が締めるきっちりしたバランス型無ろ過原酒です。おおー、いい具合じゃないですか。これ好きですよ。スッキリしている。もちろん原酒でアルコール度17%なので、特有のキツさはあります。昼にかけ蕎麦と一緒に飲んだけど、蕎麦じゃ負けちゃう味でしたからね。
でも、後半のアルコール特有の苦味もうまく捌いていて、味が整っている感じ。こりゃ上手ですね。調べてみると酸度2.6!マジで!そんなに感じませんでしたよ。これはアミノ酸度(未測定)とのバランスで感じにくくしてるのかなぁ。穏やかな酸味大好きの僕としては、気に入りましたね。しかも余韻が少なくて、原酒なのにパカパカいけちゃいます。
◆だいやまーく2杯めから飲みたい系
やー、試験醸造でこれっていいですね!たまたまうまくいったとかじゃなければ、けっこう有望じゃないですか?上に書いたとおり、繊細な料理は負けちゃいますけど、ある程度どっしりしてればどんな食事にも合いそう。ブリの照焼とか、マグロのカマ焼きとかいいんじゃないかな〜。
実は香りはよくなくて、これはこの前の西堀 もそうなんだけど、熟成香(硫黄の香りやカラメルの香り)がけっこうある。アルコール度の高さもあってワイングラスとかはキツイので、平盃とかがオススメですね。
なんだかんだで飲んでる西堀酒造、今回の「門外不出 純米吟醸 無ろ過原酒」はスマッシュヒットでした。これからも縁がありそうな気がしますね!
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神奈川建一(@KanagawaKenichi )
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神奈川建一
こんなタイプ:酸味をメインとしつつもバランスの取れたお酒。原酒でアルコール度も高いが、それを感じさせない味のつくりが上手だ。
お酒の特徴:食中食後向き、栃木、saketaku銘柄、酸度2.6、無ろ過、火入れ、原酒、10号酵母、純米吟醸、しっかりした味の料理と一緒に、すっきりだけどズッシリ、試験醸造、H29BY
僕の評価:70点/100点(試験醸造でこれはよくやってる。飲みやすい原酒だ)
◆だいやまーく◆だいやまーく◆だいやまーく
前回に引き続き通販サービス・saketaku 銘柄ですよ〜。今回は蔵元も前回と同じ、栃木の西堀酒造がつくる「門外不出(もんがいふしゅつ) 純米吟醸 無ろ過原酒」です。門外不出のブランドは地産地消銘柄らしくて、ほぼ栃木県内で消費されるお酒なんだそうですよ。
このお酒はH29BYの試験醸造(試しにつくってみたお酒)で、タンク1本のみの生産なのだとか。その大半をsaketakuに譲ってくれたのだそうです〜。たぶん定番商品の純米吟醸55を無ろ過原酒で仕上げたものですね。
しかし、試験醸造、プロトタイプって聞くと、マニアは盛り上がっちゃうよね!例えそれが失敗作の可能性があっても!あ、失敗したお酒って、やっぱ普通酒とかに混ぜて売っちゃうのでしょうかね?(夏子の酒知識)
そしてこのお酒、協会10号酵母ですよ(酸が出にくく吟醸に向く酵母)。この前紹介した水府自慢 をつくる明利酒類が発祥の地である酵母です。あまり見ないって思ってましたが、意外と使われてるのでしょうか。単に蔵元各社がアピールしてないだけ?くどき上手に加えて、出羽桜も10号使ってるみたいですし。saketakuはお酒のデータが超詳細なので(粕歩合、種麹まで載ってる!)、こういうのが詳しくわかるのがいいです。日本酒の勉強している人にオススメですね。
◆だいやまーくアルコール度高めだけど、上手に躾けた美酒!
味は酸味がメインだけど、旨み甘みも適度にあって、後半じんわりと苦味が締めるきっちりしたバランス型無ろ過原酒です。おおー、いい具合じゃないですか。これ好きですよ。スッキリしている。もちろん原酒でアルコール度17%なので、特有のキツさはあります。昼にかけ蕎麦と一緒に飲んだけど、蕎麦じゃ負けちゃう味でしたからね。
でも、後半のアルコール特有の苦味もうまく捌いていて、味が整っている感じ。こりゃ上手ですね。調べてみると酸度2.6!マジで!そんなに感じませんでしたよ。これはアミノ酸度(未測定)とのバランスで感じにくくしてるのかなぁ。穏やかな酸味大好きの僕としては、気に入りましたね。しかも余韻が少なくて、原酒なのにパカパカいけちゃいます。
◆だいやまーく2杯めから飲みたい系
やー、試験醸造でこれっていいですね!たまたまうまくいったとかじゃなければ、けっこう有望じゃないですか?上に書いたとおり、繊細な料理は負けちゃいますけど、ある程度どっしりしてればどんな食事にも合いそう。ブリの照焼とか、マグロのカマ焼きとかいいんじゃないかな〜。
実は香りはよくなくて、これはこの前の西堀 もそうなんだけど、熟成香(硫黄の香りやカラメルの香り)がけっこうある。アルコール度の高さもあってワイングラスとかはキツイので、平盃とかがオススメですね。
なんだかんだで飲んでる西堀酒造、今回の「門外不出 純米吟醸 無ろ過原酒」はスマッシュヒットでした。これからも縁がありそうな気がしますね!
[画像:IMG_1165]
名称:門外不出 純米吟醸 無ろ過(H29BY 火入れ)
名称:門外不出 純米吟醸 無ろ過(H29BY 火入れ)
精米歩合:55%
酒米:栃木県産米100%
酵母:K-10(協会10号)
アルコール度:17%
日本酒度:-2
酸度:2.6
アミノ酸度:不明
蔵元情報:西堀酒造 株式会社(栃木県)
酒米:栃木県産米100%
酵母:K-10(協会10号)
アルコール度:17%
日本酒度:-2
酸度:2.6
アミノ酸度:不明
蔵元情報:西堀酒造 株式会社(栃木県)
購入価格(税込):不明/720ml
購入日:平成30年4月30日
購入店:saketaku (頒布会サービス)
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