社会医療法人 峰和会鈴鹿回生病院 鈴鹿回生病院附属クリニック

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鈴鹿回生病院

臨床工学課

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概要

部門のご紹介

当部門は、現代医療に不可欠な医療電子機器(ME機器)を医学と工学の両面から病院診療を支える部門であります。課員のメンバーは、臨床工学技士10名と点検事務スタッフ1名の合計10名で運営しています。

部門紹介

部門長あいさつ

部門長のあいさつ

近年の医療機器は、人工呼吸器をはじめ、血液浄化装置、患者監視装置、各種ポンプ類等、多岐に渡り、その操作方法、保守点検には高度な技術を有した臨床工学技士の協力が不可欠です。
当部門は、以下の方針のもと、患者さんのために医師、看護師等と連携して診療を支援しています。

理念

安全な医療機器の操作、及び保守点検を行うことを社会的使命とします。

方針

  • 1 安全に医療機器の操作が出来るよう知識の研鑽に努めます。
  • 2 安全な医療機器を提供します。
  • 3 チーム医療の一員として積極的に行動し最善な医療の提供に努めます。

業務紹介

当院の臨床工学技士は、CEセンター、腎臓センター、手術室、アンギオ室、内視鏡室の5部門で活動しています。

施設/医療機械

CEセンター

人工呼吸器、シリンジポンプ、各種モニターをはじめ、院内で使用中の約25種類以上のME機器の保守点検、管理業務を行っています。
シリンジ、輸液ポンプについては中央管理方式で管理を行い、更に人工呼吸器の使用後点検やその他の機器については定期点検や修理対応を行っています。
人工呼吸器については、使用中のラウンド点検も実施しています。
その他、医師、看護師に対してME機器の勉強会の開催等も行っており、医療機器を安全に使用できる活動にも力を入れています。

施設/医療機械
施設/医療機械
施設/医療機械
腎臓センター

当院の腎臓センターは、2012年に開設された全25床の比較的新しい透析施設です。装置は、日機装製の装置を導入しています。
現在は、定例で月水金に午前、午後の2クールで透析を行っており、それ以外で必要な場合は火木土にも透析を実施しています。

腎臓センター

血液透析業務

腎臓センターでの臨床工学技士の業務は、維持透析患者さんをはじめ血液浄化療法全般の業務を医師、看護師と連携して行っています。
また、必要に応じて病棟で血液透析を実施する事も行っています。

血液透析業務
血液透析業務
血液透析業務

特殊血液浄化業務

血漿交換(PE/DFPP)、エンドトキシン吸着(PMX)、LDL吸着、顆粒球除去(GCAP)、持続的血液ろ過透析(CRRT)、腹水ろ過濃縮(CART)等も実施しています。

特殊血液浄化業務

水質管理、透析装置のメンテナンス

当院はオンラインHDF装置を稼働させており透析液の水質管理や血液浄化装置の保守管理を行い、患者さんに安全、安心な治療が提供出来るように努めています。

水質管理、透析装置のメンテナンス
水質管理、透析装置のメンテナンス
水質管理、透析装置のメンテナンス
水質管理、透析装置のメンテナンス
手術室

脳外科手術

脳腫瘍摘出術において手術支援ナビゲーションシステムであるステルスステーションの操作を行っています。

脳外科手術

医療機器管理業務

医療機器管理業務

麻酔器の始業点検(5室)を手術前に行い麻酔開始時の機器トラブルを未然に防いでいます。
更に電気メスをはじめ、その他の医療機器についてもチェッカーを使用した定期点検を実施しています。
また、術中のME機器トラブルについても対応する為に、腹腔鏡内視鏡装置等の勉強会を開催し使用方法、点検方法の習熟に努めています。

アンギオ室

心臓カテーテル検査・治療(緊急治療含む)

アンギオ室(血管造影室)では、臨床工学技士は、検査、治療中の清潔操作において医師のサポートを行っています。更に外回り業務としてポリグラフの操作、IVUS操作等も行っています。また当院の輪番日にはオンコール対応でのACSへの緊急時対応も行っています。アンギオ室業務は、緊急時でのチームワークが必要ですので看護師、放射線技師と連携し業務を行っています。

心臓カテーテル検査・治療
心臓カテーテル検査・治療

ペースメーカ関連業務

ペースメーカ関連では、体外式ペースメーカ装着時の操作、及びペースメーカ埋め込み時のアナライザー操作等を行っています。またペースメーカ外来時のチェックも行っています。

シャントPTA、下肢血管造影

透析患者さんのシャント閉塞時にシャントPTAを医師と共に行っており、臨床工学技士は清潔操作の介助を行っています。また下肢動脈の閉塞が疑われる患者さんには、下肢の血管造影検査も行っており同様に医師の清潔操作のサポートを行っています。

脳血管造影・治療(緊急治療含む)

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、更に頚動脈ステント留置術等における血管内治療時に臨床工学技士は、看護師、放射線技師と連携し外回り業務を行っています。
ACT値測定、血栓吸引回収機器、INVOSの準備、操作等を行っています。

内視鏡室
内視鏡室

2017年より業務開拓の一環として内視鏡業務を開始しました。業務内容としては装置の準備やスコープの取付け・取外し・洗浄から開始し、現在では検査中の医師の介助業務も行っています。検査中は患者様の状態をみることはもちろん、場合によっては組織の採取(生検)、出血している部位の止血(内視鏡的止血術)、ポリープの切除(ポリペクトミー)などで処置具を操作し、医師の介助を行います。

また、当院ではERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影法)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、EUS(内視鏡的超音波検査)など、専門的な治療も行っており、臨床工学技士がそれぞれの治療の介助に入り、高周波装置や処置具の操作等を行います。

業績

(注記)表を横にスクロールしてご覧ください。

日時 発表/座長 学会名 演題名 発表者・座長者名
2018年2月11日 発表 第55回三重県透析研究会学術集会 わずか一言の生活指導により内シャントPTAの実施間隔が延長した一例 河内 雄貴
2018年3月4日 座長 第14回三重県臨床工学技士会 呼吸療法セミナー教育講演2 呼吸療法の基礎とTopic 酸素療法からECMOまで 植木 直子
2017年11月18日 座長 第18回中部臨床工学会 シンポジウム 臨床工学技士の教育について 植木 直子
2016年6月10日-12 発表 第61回日本透析医学会学術集会 発作性ヘモグロビン尿症により透析管理となった患者にon-line HDFを施行した一例 丸林 孝弘
2016年2月14日 発表 第53回三重県透析研究会学術集会 夜間発作性ヘモグロビン尿症(PNH)の透析患者に対してオンラインHDFを施行した一例 丸林 孝弘

資格

資格名 人数
透析技術認定士 2
第1種ME技術実力検定認定 1
第2種ME技術実力検定認定 8

スタッフ紹介

課長 馬場昭
課長代理 植木直子
主任 丸林孝弘
臨床工学技士常勤 10名
事務スタッフ 非常勤 1名

先輩の声

入職8年目 (山野 実穂)
入職5年目 (山野 実穂)
現在の業務内容を聞かせて下さい。
主に透析業務とCEセンター業務に携わっています。
2020年度から内視鏡業務にも携わらせて頂いています。
当院の臨床工学課の良い所を教えて下さい。
透析業務・CEセンター業務など様々な業務に携わることができ、他職種とチームとして連携が行えている所です。
今後の抱負を聞かせて下さい。
医療機器を操作するスタッフ、治療を受ける患者さんが安心して使用できるよう、日々の機器保守管理を大切にしていきます。
後輩へのメッセージをお願いします。
雰囲気が良い職場で、女性でも働きやすいです。
ぜひ、一緒に働きましょう!
入職5年目 (河内 雄貴)
入職2年目 (河内 雄貴)
現在の業務内容を聞かせて下さい。
現在はアンギオ室、透析室、手術室、CEセンター業務を担当させてもらっています。
当院の臨床工学課の良い所を教えて下さい。
やはり働きやすい環境だと思います。臨床工学課のスタッフ同士は勿論ですが他職種の看護師やコメディカルとも連携がとれており、とても環境に恵まれながら仕事をしているなと感じながら仕事をしています。
今後の抱負を聞かせて下さい。
日々の治療や医療機器の保守点検業務など新しく覚えなければいけない事がたくさん出てくる日常の為、任された業務をしっかり行い、日々スキルアップ出来るように頑張りたいです。
後輩へのメッセージをお願いします。
当院では幅広い業務の修得が可能であり、一度見学に来てもらえれば病院、臨床工学課の雰囲気が分かると思うのでぜひ気軽に来てみて下さい。
入職1年目 (長谷川 大貴)
入職1年目 (長谷川 大貴)
臨床工学技士を目指した理由を聞かせて下さい。
私の親が看護師で臨床工学技士という職業があることを教えてもらいました。
その後、自分で臨床工学技士について調べていき、様々な医療機器を通して患者の命を救うという所に魅力を感じ、目指すことにしました。
現在の業務内容を聞かせて下さい。
主に、透析業務、アンギオ室業務、CEセンター業務に携わらせてもらっています。
幅広い業務内容なので日々、やりがいを感じながら働かせてもらっています。
今後の抱負を聞かせて下さい。
先輩方のように、他の医療従事者や患者様から信頼される臨床工学技士を目指し、日々勉強や経験を重ねながら働きます。
後輩へのメッセージをお願いします。
私は現在1年目の新人ですが非常に雰囲気の良い職場で先輩や他の医療従事者と協力しながら楽しく働けています。
一緒に働ける日を楽しみにしています。

医師紹介

外来担当医表

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附属クリニック

診療科・部門

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    平日午前診/9:00〜12:00
    午後診/14:00〜17:00

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    (注記)泌尿器科、救急患者の受入れ、紹介状を持参される場合に一部の診療科は
    鈴鹿回生病院で診察を行っています。

  • 面会時間のご案内

    新型コロナウイルス感染症に対する、
    感染防止対策として入院患者さんの
    面会を中止しておりましたが、
    制限のもと面会を再開いたします。
    引き続き、院内感染防止のため
    ご理解ご協力をお願い申し上げます。
    詳細はこちらからご確認ください。

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