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第24回港区食品衛生消費者懇談会のテーマは「家庭でできる食中毒予防」です。
食中毒の発生件数は厚生労働省が発表している令和3年食中毒発生状況によると、全部で717件発生しており、家庭での食中毒は飲食店の283件に次いで2番目に多い106件となっています。今回の懇談会では、普段から家庭でも馴染みのあるおにぎりなどを原因食品とする黄色ブドウ球菌や、学校の授業や家庭菜園などでも食べる機会の多いじゃがいものソラニンによる食中毒をご紹介します。発生状況、予防方法等を学び、正しい知識を身に付けて家庭での食中毒を防止して皆さんの「大切な人」を守りましょう。また、昨年度に引き続き、消費者の関心の高い食品への異物混入についてご紹介します。過去にみなと保健所に届けられた事例の中で衛生害虫、軟質異物について原因や対策などを分かり易く解説します。
※(注記)今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、動画配信形式としております。
たくさんのご視聴ありがとうございました。動画については令和5年1月13日までの期間限定公開を予定しておりましたが、ご好評につき常時公開することとしました。
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購入してから3週間日光に浴ててみたところ、下の写真のように緑色に変化した部分がみられました。
じゃがいもを保管するときは、涼しくて通気性の良い真っ暗な場所で保管しましょう。
[画像:henka]
ご視聴いただいた動画の内容や食品に対する疑問、質問がありましたら以下のフォーム又はメール、FAXから送信してください。(個人情報を特定する氏名、電話番号等は必要ありません)みなと保健所食品衛生監視員があなたの疑問にお応えします!
ご質問等に対する個別の回答はおこなっておりません。ご質問、ご回答については、消費者懇談会終了後、区ホームページにて公表させていただきます。また、ご回答いただいた内容は今後の衛生行政の運用に活用させていただく場合があります。公表されたくない場合はその旨のご記入をお願いします。なお、本事業で収集したメールアドレス等の個人情報は、本事業終了後に破棄します。
受付期間は令和4年12月19日(月)から令和5年1月13日(金)までです。
ご意見・ご質問の受付は終了しました。たくさんのご意見・ご質問ありがとうございました。
1じゃがいもという身近な野菜も気をつけないと、食中毒になってしまうことがあることをあらためて思いました。みどりがかっているじゃがいもは、少しおいてから使えばいいと思っていましたが、日に当たることによっても、そうなってしまうんですね。意外でした。
2異物混入事例集、いろいろな異物があって興味深かったです。
3異物混入の動画は、出会ってしまったらとてもショッキングな物ばかりでした。事業者の皆様には、食の安全を守っていただきたいです。
4家庭内で食中毒が多いのは大変驚きました。ジャガイモの怖さは知らなかったので大変良い知識になりました。
5食中毒の予防方法がよく分かった。
6じゃがいもがみどり色に変化するのは、光によってもなるということをこの動画で知りました。慌てて、台所に置いてあったじゃがいもを確認したところ、みどり色にはなっていませんでしたが、芽がでていました。早速調理して食べきりました( 汗 )
7おにぎりを作るときに注意するポイントがとても参考になりました。これから作るときは気をつけます!
8いつもお弁当におにぎりを作っています。このおにぎりの例えがわかりやすく、いつも何気なくおにぎりを作っていましたが、あたらめて気をつけようと思いました。
(ご質問1)
じゃがいもは放射線照射で芽(ソラニン)がでにくいようにするというのを聞いたことがありますが、本当ですか?
(回答)
日本では、じゃがいもの芽止めのために放射線を照射する場合がありますが、じゃがいも以外の食品への照射は認められていません。
日本では、食品衛生法に基づき、原則として食品に放射線を照射してはならないこととなっています。ただし、じゃがいも(ばれいしょ)については、例外として発芽防止(芽止め)の目的でコバルト60という放射線を照射することが認められています。
現在、北海道にある専用の施設で、放射線によるじゃがいもの芽止めが行われています。放射線を照射したじゃがいもには、その旨の表示が義務付けられています。なお、じゃがいも以外の食品への照射は認められていません。
1.照射に際しては、じゃがいもの吸収線量の上限などが定められており、照射されたじゃがいもが放射能を帯びることはありません。
2.海外では、スパイスなどに対して、殺菌の目的で放射線照射が認められています。しかし、日本では、じゃがいも以外の食品に対す る放射線照射が認められていないため、これらの食品を輸入することはできません。検疫所においても、モニタリング検査等を実施しています。 照射した食品を食べることによる健康への影響については、日本をはじめ各国や国際機関でも長年に渡り研究されていますが、特に悪影響は認められていません。
(ご質問2)
加熱しても死なない菌があるとは知りませんでした。他にもあるのでしょうか?
(回答)
食品中に食中毒を起こす原因菌が残っていると、不適切な保管等をすることで殻(芽胞)や毒素が増えることがあります。
食中毒を起こす細菌等は、加熱で殺菌できるものが多いのですが、中には熱に強い殻(芽胞)や毒素を作るものもいて、これらが加熱調理した食品による食中毒の原因となることがあります。
そのため、以下食中毒予防三原則が重要となってきます。
1 つけない(しっかり手洗いする等)
2 増やさない(すぐ食べない場合は冷蔵庫等で保管する等)
3 やっつける(食品は中心部までしっかり加熱する)
*加熱調理した食品でも食中毒を起こす主な菌*
【芽胞形成】 ・ウエルシュ菌
・セレウス菌
・ボツリヌス菌
【耐熱性毒素産生】・黄色ブドウ球菌
細菌等の詳細に関しては、以下の東京都ホームページをご覧ください。
(ご質問3)
居酒屋で鶏の生レバーを食べさせていることがありますが、安全性は大丈夫でしょうか。気になります。
(回答)
鶏肉は、高い確率でカンピロバクターに汚染されています。カンピロバクターは鶏肉の中では増殖せず、少しの菌でも食中毒を起こすので、鮮度が良くても関係ありません。十分に加熱することが重要です。
牛や豚、鶏などの肉や内臓肉(レバー、ハツなど)には、食中毒の原因となる菌やウイルス、寄生虫がついている場合があります。鮮度は関係ありませんので、中までしっかり加熱してから食べてください。
保健所は飲食店の現場検査時にリーフレットなどを活用し、営業者に対して、お肉は中心部までしっかり加熱することの必要性を指導・助言しています。また、区ホームぺージ等を活用し広く飲食店等に食中毒予防の普及啓発を行っています。
動画をご視聴いただいた方にアンケートのご協力をお願いしています。
アンケートの受付期間は令和4年12月19日(月)から令和5年1月13日(金)までです。
アンケートの受付は終了しました。ご協力いただきありがとうございました。
[画像:tema]
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みなと保健所生活衛生課食品広域監視係、食品安全推進担当
電話03-6400-0047
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