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令和6年6月、港区内で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が初めて確認されました。
成虫2匹が発見されましたが、現在、樹木への被害は確認されていません。
クビアカツヤカミキリは人体に害を及ぼすことはありませんが、幼虫がサクラやウメ、モモ、ハナモモなどのバラ科樹木を食害します。
被害が著しい場合には、樹木の衰弱、枯死につながることもあります。
被害を防ぐためには早期の対応が必要になりますので、成虫を捕殺したりフラスを見つけた場合には環境課までご連絡ください。
クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモ、ハナモモなどバラ科の樹木の内部を食害し、木を枯らしてしまう特定外来生物の昆虫です。
クビアカツヤカミキリは、その名前の通り、ツヤのある黒い体に、首のように見える「胸部」が赤い特徴のあるカミキリムシです。
成虫の体長は2〜4センチ、発生時期は6〜8月頃です。
都内では、平成27年に多摩部で初めて被害が確認され、令和2年以降、区部でも被害が確認されています。
令和5年度には青梅市、日の出町、台東区、墨田区で被害木が、中央区と葛飾区では成虫が確認されるなど分布拡大の傾向にあり、繁殖力や拡散能力が高い本種の被害拡大が懸念されています。
※(注記)特定外来生物とは、生態系や人体に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、生きたままの持ち運び、飼育が法律で禁止されている外来生物のこと。
(左)オス(右)メス 写真提供:東京都環境局
クビアカツヤカミキリによる被害を食い止めるためには、早期の対応が重要となります。
成虫やフラス(※(注記))を見かけた場合は、環境課までご連絡ください。
クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの二年間樹木の中に潜み、その間、フラスを排出し続けます。フラスは幼虫があけた穴から排出され、木の根元に散らばっていることが多いため、それらを見かけた場合は、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。フラスは幼虫の活動期の5月から10月に活発に排出されます。冬季は幼虫が冬眠するため、新たなフラスの排出は見られません。
※(注記)フラスとは、幼虫のフンと木くずが混ざったもの。
木の根元に堆積したフラス
木の幹に付着したフラス
写真提供:東京都環境局
その場で踏みつぶすなどして駆除し、見つけた場所を環境課までお知らせください。(生きたまま持ち運ぶことは法律で禁止されています)
見つけた場所を環境課までお知らせください。
ご自宅や会社等の敷地内の樹木で疑わしいケースが発生した場合は、駆除は所有者様、管理者様で行っていただくことになりますが、区は東京都と連携し、虫の判別や駆除の方法などについてサポートさせていただきます。
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電話番号:03-3578-2330(内線:2330)
ファックス番号:03-3578-2489
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。