「スタートアップフレンドリースコアリング検討会報告書」を発刊しました
「スタートアップフレンドリースコアリング検討会(主席研究委員 入山章栄・早稲田大学大学院経営管理研究科教授)」では、2022年度の研究成果を報告書として取りまとめました。
本報告書では、大企業のスタートアップフレンドリー度を「見える化」する取り組み「スタートアップフレンドリースコアリング」について、その背景・考え方・実装方法・結果考察等についてまとめています。
【参考】経団連におけるスタートアップ振興の取り組み
https://www.keidanren.or.jp/policy/StartUp/
<目次>
はじめに 〜10X10X の世界へ〜
第1章 スタートアップフレンドリースコアリングが導く日本社会のイノベーション
1.なぜスタートアップエコシステムが必要か
2.スタートアップエコシステムの理想像
3.社会構造の基点にある3つの思想
4.スコアリングの考え方
5.スコアリングの仕掛け
6.今後のスコアリングの深化
7.スタートアップをより巻き込む
8.スコアリングが大企業にもたらす可能性
第2章 スタートアップフレンドリーなスコアで大企業の行動変容を
1.オープンイノベーションを加速させるスコアリングで大企業の行動変容を
2.過去10年のオープンイノベーションの答え合わせ
3.5か年計画へ、注目ポイントは
4.解決方法としてのスコアリング
5.スコアリングを成功させるために必要なこと
6.新しい時代に向けて
第3章 スタートアップ文化で社会の変節点を作る
1.契約の束であることの再自覚
2.意思決定の質を変える
3.労働力の質を変える
4.経営が激務であることを認める
5.経団連は模範である
第4章 大企業とスタートアップ間の小さな噛み合わなさ(小石問題)解消を期待する
1.スタートアップ政策への期待と政策テーマになりづらい「小石問題」
2.大企業とスタートアップの連携における「小石問題」
第5章 スタートアップフレンドリースコアリングの概要と結果分析
1.検討過程
2.採点ロジック
3.スコアリング回答の概要
4.アンケートの分析
5.おわりに
アンケート結果データ集 単純集計
アンケート結果データ集 業種別
協力企業一覧
<執筆者(順不同)>
21世紀政策研究所スタートアップフレンドリースコアリング検討会首席研究委員
早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授
(※(注記) 肩書は2023年3月時点のものです。)