クレジット
タイトル: SCP-PL-207 - 日刊預言者新聞
翻訳責任者: Poliknown2 Poliknown2
翻訳年: 2025
原題: SCP-PL-207 — Prorok Codzienny
著作権者: Calamari_Knight Calamari_Knight
作成年: 2022
初訳時参照リビジョン: 14
元記事リンク: http://scp-pl.wikidot.com/scp-pl-207
重訳元の翻訳者: newnykacolaquantumに合致するユーザーネームは存在しません
重訳元の記事の作成年: 2023
重訳元の記事の参照リビジョン: 4
By: Calamari_Knight
>SCP-PL-207 脅威レベル:
>黄 ●くろまる
>Euclid クリアランスレベル:
1/PL-207
SCP-PL-207によって汚染されたポスト。回収以前に撮影。
特別収容プロトコル: SCP-PL-207の影響を受けたポストは公共の場より撤去し、異常性のない代替品に置換し、また収容施設へ移送してください。SCP-PL-207により生成された全てのテキストは記録され、サイト-PL-55に送信されます。
説明: SCP-PL-207は、ポーランド内の広告ポストのおよそ4%に影響を与える異常現象です。これは主にマゾフシェ県及びシロンスク県で確認されていますが、ポーランドに隣接する国、特に国境付近の都市においても散発的な出現例が存在します。
SCP-PL-207の影響を受けたポストは、主に新聞の形態をとったテキストを生成します。この現象は、ポスターが文字通りポストから生えてくるといった形で観察されます。
SCP-PL-207の生成するテキストには、大抵の場合異常現象、もしくは財団を始めとする超常組織への言及が見られます。このような特徴から、SCP-PL-207は財団が17██年から継続して対処している"陰謀のオブジェクト"の一種であるとされています。これら陰謀のオブジェクトは、財団によって収集された資料を暴露・流布することを目的としています。このような行動は財団の機能、職員、組織構造に多大な脅威となり得ます。
補遺207-1: SCP-PL-207によって生成されたテキストのうち、特筆すべき例
ベウハトゥフでの事件、原因は如何に?
ブジャ映画祭、8月12日に開催 利益は停電被害者に寄付
アーミッシュ協会の集会、9月11日に 大統領は暴動を懸念か
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マイクラが無い時、あなたに出来ること — ニミエル・ルタへのインタビュー
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中東での衝突 動く車で争いに
"嵐の中の芸術展" — 停電に触発された新たなアート
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ショパン音楽祭、盛大に開催 史上最大規模に
2021年6月11日、収容されていたポストから通常の形式から逸脱したメッセージが回収されました。これは紙製のノートに手書きされたメッセージを含んでいました。
おい、俺らが今回ばかりはあんたらに救いの手を差し伸べようとしてたってのに>:(
この文章の意味は未だ判明していません。
補遺207-2: 報告書更新
SCP-PL-207は2021年6月13日付でThaumielクラスに再分類されました。特別収容プロトコルは、SCP-PL-207生成文書の解析とそれがもたらす利益の検討に重点が当てられます。
オシミオルニツキ博士によるメモ: 我々はなんと愚かだったのだろうか。