SCP-CN-3018
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Info
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タイトル: SCP-CN-3018 - カラス
翻訳責任者: walksoldi walksoldi
翻訳年: 2024
原題: SCP-CN-3018 - 乌鸦
著作権者: Black_scar Black_scar
作成年: 2024
初訳時参照リビジョン: 5
元記事リンク: SCP-CN-3018
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アイテム番号 SCP-CN-3018
オブジェクトクラス Keter
特別収容プロトコル: SCP-CN-3018は現状未収容です。ボーリング協定修正第6条に則り、新たに得られたSCP-CN-3018の目撃報告は全て、バックアップのためにGoI-466 (ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ) に提供されます。
説明: SCP-CN-3018は特定の異常行動 (3018-OMEGAと指定) を示すカラス属の鳥類の総称です。
3018-OMEGAは動物の死体周辺で見られる場合がほとんどであり、概ね以下の通りに進行します。
- 2体のSCP-CN-3018が動物の死体付近に同時に着地します。
- ほとんどの記録において、SCP-CN-3018はペットボトルの蓋を頭に被っています。ペットボトルの蓋を被ったSCP-CN-3018は、動物の死体に接近する際にその蓋を地面に落とします。死体から離れる際には再び蓋を拾い上げます。
- SCP-CN-3018の1体が動物の死体の周囲を歩き回り、時折短く低い鳴き声を上げます。その間、もう1体のSCP-CN-3018は傍に立って前者の行動を注視します。
- 少数ながら、SCP-CN-3018が概して長さ2 cm以下のごく短い木の棒を咥えていた記録も存在します。
以上のプロセスが一般的に5〜10分継続した後、SCP-CN-3018は直ちにその場を飛び去ります。
SCP-CN-3018は一般に警戒心や監視への反抗意識が強いため、詳細な研究は往々にして難航していました。21世紀初頭のディープラーニング技術の台頭に伴い、財団は大規模言語モデルを異常オブジェクトの分析・処理に一括で活用しました。このような背景の下、SCP-CN-3018の言語解読作業は段階的に成果を上げています。
Babel.aicによる訳文の例 (異常行動記録3018-OMEGA-IVから抜粋):
……他殺の線も捨てきれんな。
ページリビジョン: 2, 最終更新: 28 Apr 2024 01:38