SCP-524
評価: +52

アイテム番号: SCP-524

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 無害な性質のため、このSCPに対しては安全策がほぼ必要ありません。より一般的には「ウォルター」として知られるSCP-524は、施設内の重要物に対し予期せぬ損害が生じないよう、監視下に置かれなければなりません。職員により直接面倒を見られていない間のSCP-524は、特別設計による、当番飼育員に脱走を知らせるためのセンサーが配置された約5m四方の囲いに入れておいて差し支えありません。その能力ゆえに、このSCPにあてがわれるべき特定の食事というものは存在しません。

説明: SCP-524はごく普通の白ウサギで、種としてはOryctolagus cuniculus(アナウサギ)にあたります。左右対称の黒い斑点のある白い毛皮が特徴です。

SCP-524は、食用であるか否かを問わずあらゆる材質を摂食する能力を見せます。食用でないものだけでなく、危険な物質をも食べることができるにも関わらず、同種の他のウサギと同じやり方で食事をします。SCP-524は樹に始まり、鋼鉄、ガラス、そして1度に数kgもの放射性物質を噛んで食べたことが記録されています。SCP-524は何を食べても有害な影響を一切受けないようです。

明らかな矛盾を抱えてはいますが、SCP-524は自身の体をすっかり食べ尽くしてしまうことで知られています。まず尻尾を齧り始め、そのままゆっくりと後ろ足から頭に向かって食べていきます。前足と首を過ぎたあたりで、SCP-524はどうやってか口全体を裏返して頭全体を飲み込み、そして完全に姿を消します。およそ30分後、SCP-524は自身を食べた場所のすぐ近くに、再び完全な姿で現れます。この過程において、SCP-524が基本的に傷つくことはありません。

付録: SCP-524は、20██年秋の大規模停電の際に発見されました。数基の原子炉を食べてしまったことで発電所1つを停止させてしまい、大きなワイヤーを齧っている所を見つかりました。

ページリビジョン: 8, 最終更新: 21 Feb 2024 12:25
特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。
ページを編集するにはこのボタンをクリックしてください。
セクションごとの編集を切り替えるにはこのボタンをクリックしてください(ページにセクションが設定されている必要があります)。有効になった場合はセクションに"編集"ボタンが設置されます。
ページのソース全体を編集せずに、コンテンツを追加します。
このページが過去にどのように変化したかを調べることができます。
このページについて話をしたいときは、これを使うのが一番簡単な方法です。
このページに添付されたファイルの閲覧や管理を行うことができます。
サイトの管理についての便利なツール。
このページの名前(それに伴いURLやページのカテゴリも)を変更します。
編集せずにこのページのソースコードを閲覧します。
親ページを設定/閲覧できます(パンくずリストの作成やサイトの構造化に用いられます)
管理者にページの違反を通知する。
何か思い通りにいかないことがありますか? 何ができるか調べましょう。
Wikidot.comのシステム概要とヘルプセクションです。
Wikidot 利用規約 ― 何ができるか、何をすべきでないか etc.
Wikidot.com プライバシーポリシー

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /