SCP-3045
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SCP-3045のロゴ。

アイテム番号: SCP-3045

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3045のインストール用パッケージはフラッシュドライブに保存し、現地の安全な保管ロッカーに収容します。研究者は実験目的でSCP-3045を隔離コンピュータにインストール可能です。実験が終了次第、このコンピュータ(および全ての周辺機器)は破壊されます。SCP-3045を収容しているコンピュータ、建造物、施設は全てTEMPEST認定を受けていなければいけません。

如何なる状況でも、直接的にハチに言及しているメディアファイルに対してSCP-3045を使用するべきではありません。

説明: SCP-3045は特定種のメディア(プレーンテキスト、書式付きテキスト、MOV、AVI、MP4)のサイズを縮小できる異常なアプリケーションです。SCP-3045は、内容を刈り込んで"単純化"した新しいファイルを生成することによってこれを実行します。こうして生成されたファイルはさらに同じ手順で縮小可能です — しかしながら、ある程度繰り返すと、結果として得られるファイルにデータは殆ど/全く含まれなくなります。更なる縮小の試みは、この最後のファイルを複製するだけに終わります。

補遺3045.1: 実験ログ

説明: シェイクスピアの"ハムレット"を収めた書式付きテキストファイル。

序: スペース節約のため、最初の3回分は第一幕のみが提供された。4回目以降は劇全体が提供されている。

第一幕

場面: 城壁の上の通路。

警備兵たちとホレイショー入場。

警備兵たち: ホレイショー! 亡霊が出た。

ホレイショー: 信じられない。

亡霊入場。

ホレイショー: 信じよう。

警備兵たち: お前は賢い。話しかけてみろ。

ホレイショー: 何か言え、亡霊。

亡霊退場。

ホレイショー: あの亡霊は死んだ王の物を着ていた。

亡霊入場。

警備兵たちとホレイショー: 戻ってきた。

亡霊退場。

ホレイショー: ハムレット様に亡霊はお父上の物を着ていたと伝えなければ。

場面: 城の広間。

クローディアス王、ガートルード王妃、ハムレット、ポローニアス、レアティーズ、男たち入場。

クローディアス王: 我が兄は王だったが死に、私は彼の妻と結婚した。私は非常に賢く有能な王だ。諸君、賢く有能な事を行うよう命ずる。

男たち: 仰せの通り。

男たち退場。

レアティーズ: フランスに行きたいです。

クローディアス王: 父の許可を得たのか?

ポローニアス: 許可しました。

クローディアス王: なら行け。

ハムレット: 憂鬱だ。

ガートルード王妃: 憂鬱なのを止めなさい。

クローディアス王: 母の言う事を聞きなさい。

ハムレット: もう憂鬱じゃない。

クローディアス王: 万事順調だな。

ハムレット以外全員退場。

ハムレット: 万事順調じゃない。俺はまだ密かに憂鬱だ。

ホレイショーと警備兵たち入場。

ホレイショー: 亡霊があなたのお父上の物を着ていました。見に行きますか?

ハムレット: ああ。

場面: ポローニアス家の一室。

レアティーズとオフィーリア入場。

レアティーズ: ハムレットとセックスはするな。

オフィーリア: 分かりました。

ポローニアス入場。

ポローニアス: レアティーズ、お前自身に利するようにだけ行動せよ。

レアティーズ: 分かりました。

レアティーズ退場。

ポローニアス: ハムレットとセックスはするな。ハムレットと話をするな。

オフィーリア: 分かりました。

場面: 城壁の上の通路。

ハムレット、警備兵たち、ホレイショー入場。

ハムレット: 色々な事が起きている。

亡霊入場。

ハムレット: あれは父上の亡霊だ。

亡霊がハムレットを手招きする。

ハムレット: 彼が望んでいる事を見たい。

警備兵たちとホレイショー: 行かないでください。

ハムレット: 俺は行くぞ。

亡霊とハムレット退場。

警備兵たち: 何かが腐っている。

場面: 通路の別の場所。

亡霊: クローディアスは私を殺してお前の母と結婚した。

ハムレット: 仇を討ちます。

亡霊: よろしい。

亡霊退場。

ハムレット: 俺は憂鬱だったが今では怒っている。

警備兵たちとホレイショー入場。

ハムレット: 見たものは誰にも話すな。

亡霊: (舞台外から) 誓え。

ハムレット: 俺は狂人を装う。知らぬふりをすると誓え。

亡霊: (舞台外から) 誓え。

彼らは誓う。

第一幕

場面: 城の通路。

警備兵たち入場。

警備兵たち: 亡霊?

亡霊入場。

警備兵たち: 亡霊だ。

亡霊退場。

警備兵たち: ハムレットに言わなければ。

場面: 城の中。

クローディアス、ガートルード、ハムレット、レアティーズ、ポローニアス入場。

クローディアス: 我が兄は死んだ。私は彼の妻と結婚した。今や私は賢い王だ。

レアティーズ: フランスに行きたいです。

ポローニアスとクローディアス: よかろう。

ハムレット: 憂鬱だ。

クローディアスとガートルード: 憂鬱なのを止めなさい。

ハムレット: もう憂鬱じゃない。

ハムレット以外全員退場。

ハムレット: (密かに)憂鬱だ。

警備兵たち入場。

警備兵たち: 亡霊です。

ハムレット: 見せろ。

場面: ポローニアス家。

レアティーズとオフィーリア入場。

レアティーズ: セックスは無しだ。

オフィーリア: 分かりました。

ポローニアス入場。

ポローニアス: レアティーズ、我が儘にせよ。

レアティーズ: 分かりました。

レアティーズ退場。

ポローニアス: ハムレットから離れていろ。セックスは無しだ。

オフィーリア: 分かりました。

場面: 城の通路。

ハムレット、警備兵たち、亡霊入場。

ハムレット: 亡霊は父上だ。

ハムレットと亡霊退場。

場面: 違う通路。

ハムレットと亡霊入場。

亡霊: クローディアスが私を殺した。

ハムレット: 仇を討ちます。

警備兵たち入場。

ハムレット: 言わないと誓え。

警備兵たち: 誓います。

第一幕

場面: 外。

亡霊。

警備: ハムレットに知らせよう。

場面: 部屋。

新王: 古い王は死んだ。私は彼の妻と結婚した。

ハムレット: 不幸せ。

新王と王妃: 幸せになれ。

ハムレット: はい(でも実はいいえ)。

警備: 亡霊?

ハムレット: 見せろ。

場面: 別の部屋。

レアティーズ: セックス無し。

オフィーリア: はい。

ポローニアス: 我が儘にせよ。

レアティーズ: はい。

ポローニアス: ハムレット無し。セックス無し。

オフィーリア: はい。

場面: 外。

亡霊: 私はお前の父だ。新王が私を殺した。

ハムレット: 復讐だ。

ハムレット: 警備、言うな。

警備: 言いません。

第一幕

王: 元気出せ。

ハムレット: いいえ。

亡霊: 仇討て。

ハムレット: はい。

第二幕

王: 奴が何を知ってるか探れ。

ハムレットの友人: 何を知ってる?

ハムレット: 言わない。

第三幕

ハムレットが王妃を怖がらせる。

王妃: 怖いじゃない!

カーテン裏の声: 警備!

ハムレット: 復讐!

ハムレットがカーテンを刺す。ポローニアスだった。

ハムレット: 王なら良かったのに。

第四幕

王: 去れ。

ハムレット: はい。

オフィーリア溺死。

レアティーズ: 復讐!

王: 協力しよう。

第五幕

王が剣とワインに毒を仕込む。

レアティーズが剣でハムレットに毒を入れる。ハムレットがレアティーズを刺す。

レアティーズ: これは王のアイデアだ。

レアティーズ死亡。

王妃が毒ワインを飲む。王妃死亡。

ハムレット: 復讐!

ハムレットが王を殺す。ハムレット死亡。

フォーティンブラス: 何が起きた?

警備: 今は貴方が王だ。

ハムレット: 復讐!

ハムレットがポローニアスを殺す。オフィーリア溺死。ハムレットがレアティーズを殺す。王妃が毒で死亡。ハムレットが王を殺す。

ハムレット死亡。

人が死ぬ。

ブーン

ブーン

説明: "インディ・ジョーンズ/最後の聖戦"(オリジナル劇場公開版)全編を収めたMP4ファイル。

序: ロジャース研究員は、各試行を視聴し、特筆に値する相違点を要約するよう指示された。

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ、ヘンリー・ジョーンズ、エルサ・シュナイダー、サラー、ウォルター・ドノヴァン、フォーゲル大佐、聖杯の騎士

あらすじ: 映画はウォルター・ドノヴァンがインディに聖杯探索を持ちかける場面から始まる。ドノヴァンは、彼の父(ヘンリー)にも依頼したものの、失踪していることに言及する。インディはヴェニスへ飛び、エルサと出会う。両者は協力して隠された十字軍騎士の墓を発見し、聖杯がアレクサンドレッタにあることを突き止める。エルサとインディはブルンワルド城に監禁されているインディの父を救出しようとしてフォーゲル大佐に捕まる。エルサはここで裏切り者であることを明らかにする。インディとヘンリーは逃げ出して — サラーと合流した後 — アレクサンドレッタへの途上でナチス軍と戦う(フォーゲル大佐敗北)。聖杯の神殿で、ドノヴァンは自身が裏切り者であることを明かし、インディの父を撃って、インディが彼を救うために三つの試練に挑むことを強制する。インディは三つの試練を乗り越え、エルサとドノヴァンは後に続く。聖杯の騎士と出会ったインディは、正しい聖杯を選び取らなければならない事 — そして聖杯は寺院から持ち出せない事を聞かされる。ドノヴァンが到着し、エルサは彼が偽の杯を選ぶように誘導する(結果としてドノヴァンは死亡)。インディは正しい聖杯を選び、それを使って父親を癒す。エルサは聖杯を持って寺院を離れようと試み、寺院の崩落(そして自らの死)を招く。インディ、ヘンリー、サラーは馬に乗って夕陽に向かって駆けてゆく。

特筆すべき違い: マーカス・ブロディとカジムの出番、および"十字剣の兄弟"にまつわるサブプロットが消失。ヘンリーの日誌は物語のどの時点でも言及されない — インディ一行は日誌回収のためにベルリンを訪れず、ドイツ脱出のために飛行船に乗ることも無い。オープニングの出来事(コロナドの十字架を追う青年期および大人のインディ)は完全にカットされている。対話が数多くの場面で大幅に簡略化され、余計な会話が殆ど無くなっている。

上映時間: 85分

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ、ヘンリー・ジョーンズ、エルサ・シュナイダー、フォーゲル大佐、聖杯の騎士

あらすじ: 映画はインディがヴェニスでエルサと出会う場面から始まり、彼らは隠された騎士の墓を発見して聖杯がアレクサンドレッタにあることを知る。彼らはブルンワルド城に監禁されているインディの父を救出しようとするが、エルサはジョーンズ父子を裏切ってフォーゲル大佐に引き渡す。ジョーンズ父子はアレクサンドレッタへ逃亡する。インディが寺院に辿り着いた際、フォーゲル大佐はウォルター・ドノヴァンの役割を果たす — 即ち、インディの父を撃ち、インディの後に付いて聖杯の部屋へ入る(そしてエルサに騙されて偽の聖杯を選ぶ)。エルサは再び聖杯を寺院から持ち出そうとして崩落を招く。映画はインディと父が馬で夕陽に向かって駆けてゆく場面で終わる。

特筆すべき違い: ウォルター・ドノヴァンとサラーの出番、および戦車との戦闘シーンが消失。三つの試練は二つの試練になっている("神の名"がカット)。

上映時間: 52分

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ、エルサ・シュナイダー、フォーゲル大佐、聖杯の騎士

あらすじ: 映画はインディがヴェニスでエルサと出会う場面から始まり、インディは聖杯がアレクサンドレッタにあることを知っているとエルサに話す。フォーゲル大佐が突然エルサのクローゼットから現れ、エルサは裏切り者だったことが明らかになる。インディは逃走し、アレクサンドレッタへ向かう — ここで彼は再びエルサとフォーゲルに出会う。フォーゲルはエルサを撃ち、インディに聖杯回収を強要する。インディは2つの聖杯を持ち帰り、偽物をフォーゲルに渡す(ここでフォーゲルが死亡)。インディは真の聖杯でエルサを生き返らせる。エルサは聖杯を持ちだそうと試み、寺院の崩落によって死ぬ。映画はインディ一人だけが馬で夕陽に向かって駆けてゆく場面で終わる。

特筆すべき違い: ヘンリー・ジョーンズが消失。試練は一つのみ("神の道")。エンディングは遥かに悲壮な雰囲気であり、インディはエルサの死後、一切発言しない。

上映時間: 17分

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ、エルサ・シュナイダー、聖杯の騎士

あらすじ: 映画はインディがヴェニスでエルサと出会う場面から始まり、インディは聖杯がアレクサンドレッタにあることを知っているとエルサに話す。彼らはアレクサンドレッタへ向かい、寺院に入って聖杯の騎士から聖杯を回収する。エルサは聖杯を持ちだそうと試み、寺院の崩落(そして自らの死)を招く。インディは一人で馬に乗り夕陽に向かって駆けてゆく。

特筆すべき違い: フォーゲル大佐が消失。試練は存在せず、最後の部屋に聖杯は一つしかない。聖杯の騎士の台詞は、寺院から聖杯を持ちだすことはできないという警告が一言あるのみ。

上映時間: 6分

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ、聖杯の騎士

あらすじ: 映画はインディがアレクサンドレッタの寺院に入る場面から始まる。彼は聖杯の騎士に出会い、聖杯を寺院から持ち出すことはできないと知らされる。インディは聖杯の騎士に礼を言い、馬で夕陽に向かって駆けてゆく。

特筆すべき違い: エルサが消失。インディの台詞は2つ("聖杯を探しに来た"と"聖杯について教えてくれてありがとう")、聖杯の騎士の台詞は1つ("聖杯を寺院から持ち出すことはできぬ")。

上映時間: 1分

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ

あらすじ: 映画はインディが砂漠を馬で移動しながら本を読んでいる場面から始まる。彼は"聖杯をアレクサンドレッタの寺院から回収することはできない"と読み上げ、本を閉じ、目の前の寺院を見上げ、厳かに頷く — そして方向転換し、馬で夕陽に向かって駆けてゆく。

上映時間: 1分未満

主要登場人物: インディアナ・ジョーンズ

あらすじ: 映画はインディが馬で夕陽に向かって駆けてゆく場面から始まる(そして終わる)。

上映時間: 15秒未満

主要登場人物: 無し

あらすじ: 映画は静かなブーンという音を伴う黒背景のみからなっている。

上映時間: 3秒

説明: サミュエル・ベケットの喜悲劇"ゴドーを待ちながら"の全体を収めたプレーンテキストファイル。

登場人物たち入場。

登場人物たち: 俺たちはゴドーを待っている。

ゴドーは現れない。

まだ待ってる。

ブーン

説明: ドリームワークス・アニメーションのアニメ映画、"ビー・ムービー"の全編を収めたMOVファイル。

序: シャオジン研究員は、各試行を視聴し、特筆に値する相違点を要約するよう指示された。

主要登場人物: バリー・B・ベンソン、ヴァネッサ・ブルーム、ケン、花粉レンジャーたち

あらすじ: バリー・B・ベンソン(ミツバチ)は大学を卒業したばかりで社会になじめずにいる。ハチたちの社会から与えられた仕事を放棄して"花粉レンジャー"(これもハチ)たちの仲間入りをした彼は、ヴァネッサ(人間の花屋)とケン(ヴァネッサのボーイフレンド)に出会う。ケンはバリーを殺そうとするが、ヴァネッサがそれを助ける。バリーは後ほど戻ってヴァネッサに感謝の意を示し、やがて両者は親密な関係になる。人間がハチから蜂蜜を搾取していると知ったバリーは人類を訴える — そして、一連の騒動を経て裁判に勝利する。しかしながら、余りにも多くの蜂蜜を手に入れた(?)ハチたちは働くのを止めてしまい、結果的に世界中の花が枯れる。バリーとヴァネッサは生き残りの花があるカリフォルニア州の街へ向かい、花を満載したパレード用の山車を盗み出す(??)ことによって、ハチが世界中で受粉を再開できるようにする。バリーと他のハチたちは花を使って被害を回復させ、映画は全てのハチが人間と協力して働く様子を映して終わる。

特筆すべき違い: 無し。

上映時間: 97分

主要登場人物: (前項参照)

あらすじ: バリー・B・ベンソンは"花粉レンジャー"たちと協力し、ヴァネッサ(今回は人間サイズのハチ)のために花粉を集める。ヴァネッサと親密な関係にあるケン(まだ人間)は、花粉集めが得意なバリーが彼女の注目を集めていることに嫉妬する。ケンはバリーを襲うが、バリーと花粉レンジャーたちはケンに群がって刺し殺す。この後、全てのハチが死亡するが、別なハチの一団(死亡個体と同一の顔と名前を持つ)が速やかに役を取って代わる。ヴァネッサはこれを普通に受け入れている様子であり、死亡バリーに対するものと同程度の関心を新バリーに寄せ続けている。映画の進行に伴い、新バリーは蜂蜜を盗んでいるとして人類を訴える — しかし終盤になって、陪審団と裁判官は全員ケンだったことが明らかになる。裁判は新バリーとハチの大群が陪審団および裁判官に襲い掛かり、刺し殺して終了する。新・新バリーが登場し — ヴァネッサと共に — カリフォルニアに向かって、パレード用の花の山車を盗み、世界中に巣を拡張するために使う。映画は、全ての人類が(何らかの理由で?)人間サイズのハチに変わっている点を除いては、前回と同じように終了する。

特筆すべき違い: これはほぼ完全に別の映画である。もはや間違いなく子供向けではない。死はマンガ的に表現されているが、それでもある種の陰惨さを帯びている。

上映時間: 98分

主要登場人物: (前項参照)

あらすじ: 前回と事実上同じプロットだが、ケンの死亡(序盤と法廷の両方)がより詳細かつ陰惨に、時間を掛けて表現されている。

特筆すべき違い: ケン以外の全員がハチとして登場。ケンが死亡する全ての場面において、人間サイズのハチが複数体、彼を刺している(そしてその過程で自らも死ぬ)。作中の対話は全て(専ら絶叫から成るケンの台詞を除いては)ブンブンという羽音に置き換えられている。

上映時間: 107分

主要登場人物: ケン、ハチ(?)

あらすじ: 映画はハチの海の中でもがくケンを俯瞰から撮影したもの。彼が口を開けるたびに、数百匹のハチが口の中へ流れ込んでいく。映画の終盤に、ケンの身体は数千ヶ所もの刺し傷の毒によって膨張し始める。彼の身体的特徴は、膿を分泌する数十個の拳大の膿疱に埋もれて見えなくなる。目が見えなくなった無力なケンの叫び声は、くぐもったゴボゴボという啜り泣きに変わる。作中の最後の数分間において、ケンは最終的な喉の閉塞によって窒息している様子を見せる — そして視界の外へ沈んでゆく。

特筆すべき違い: 映画は実写になっている。ハチは通常のミツバチであり、ケンは声優(パトリック・ウォーバートン)によって演じられている。

上映時間: 278分

注記: この時点で、シャオジン研究員のコンピュータ内部にハチが充満するという説明の付かない出来事が発生したため、更なる実験は中止された。

特別収容プロトコルは、ハチへの直接言及を含むメディアへの実験を禁止するように更新された。

補遺3045.2: 回収

2010年02月16日、財団Web解析Bot(I/O-SAURON)が、とあるカリフォルニア州のスタートアップ企業("HiveFind")による幾つかの大規模なオンライン購入を不審なものとして検出しました。同社のWebサイトは"次世代アルゴリズム、クライアント中心のソリューション、そして最先端の圧縮ソフトウェア"を提供すると主張していました。

3日後、機動部隊ミュー-4("デバッガー")がHiveFind社の事務所のガサ入れを実行しました。建物は最近になって放棄されたようでしたが、数点の機材 — 大型QRスキャナー14機、デスクトップコンピュータ15機、保存処理された蜂蜜900ガロン以上 — が発見されました。詳細な分析の後、ミュー-4はQRスキャナーが各々1台ずつコンピュータを制御するために配線されていたと断定しました。SCP-3045はコンピュータのうち1台のハードドライブから見つかりました。

後の捜索で、50匹以上の(異常性を持たない)Apis mellifera(セイヨウミツバチ)の死骸がオフィス全体に散らばっていたことが明らかになりました。

HiveFind社に関する調査は進行中です。

Footnotes
. この装置または構造物を示す証明は、電磁気的あるいは音響的な放出を経由するデータの"漏洩"から遮断されます。更なる情報については、適切なクリアランスを所持する職員がSCP-2639の資料を顧問します。
ページリビジョン: 6, 最終更新: 19 Jul 2023 07:24
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