SCP-2807
評価: +7

アイテム番号: SCP-2807

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 収容はSCP-2807へのアクセスを制御することに焦点を当てます。その有用な効果のため、サイト-04は医療サイトに転換されました。

生きた兄弟たちを連れてこい。

サイト-04から半径3kmの範囲で規制線が設定され、神聖な地域で考古学的発掘の対象であるとしてアクセスを制限されます。サイト-04はSCP-2807を包括しています。

この土地は兄弟たちの血で聖別された。誰も近づくことは許さん。

SCP-2807へのアクセスはDクラス人員に限られます。医療トレーニングを受けたDクラス人員が恒久的に施設へ配置されねばなりません。これらの資格を欠く人員がSCP-2807に侵入した場合、ただちにクリアランスを剥奪されてDクラスとして再分類されねばなりません。

俺の家は彼らの聖域だ。部外者は歓迎しない。

説明: SCP-2807はトルコ東部、放棄されたかつての都市アニの近辺に位置しています。
SCP-2807はコントロールセンターを除くサイト-04を指し、センターは残りのサイトから離れた位置に存在しています。SCP-2807はかつて放棄されていた財団の貯蔵施設であり、築200年以上と推定されており、[編集済]イベントの後に放棄されたとみられます。数度の突破の試みにも関わらず、内部の貯蔵施設は無傷です。SCP-1215と複数の文書が回収されました。

貴様らは意味もなく俺達を家から、我が子から、妻から引き離した。貴様らの病んだ実験に使うために。

SCP-2807の効果は最初にDクラス回復棟で認められました―財団サイトでの医療統計において、重大な傷害(簡易傷害尺度における4〜6)を負ったDクラスが他の要因を調整してもなお予測の███%以上回復したことを示しました。また、何人かのDクラスは以前に致命的であると思われていた負傷から回復しました。しかしながら、このような医学的以上は現地のDクラスにのみ発生しました―他の財団人員に対する治療は標準の範囲内にとどまりました。

貴様らが犯した非道の結果として残された力の証だ。貴様らには使わせん。

アイテム番号: SCP-2807

オブジェクトクラス: Safe Keter

特別収容プロトコル: レベル4以上のクリアランスを持たない財団人員は不完全な文書にリダイレクトされるべきです。SCP-2807はレベル3より上のクリアランスの付与された情報にはアクセスできないと考えられています。

収容はSCP-2807へのアクセスを制御することに焦点を当てます。その有用な効果のため、サイト-04は医療サイトに転換されました。 [不正な編集が除去されました] SCP-2807は常時さまざまな状態の傷害を負ったDクラスを最低300人必要とします。負傷の原因は試験あるいは事故でなくてはなりません―アノマリーは意図的に引き起こされた負傷と試験によるものを区別できます。

サイト-04から半径3kmの範囲で規制線が設定され、神聖な地域で考古学的発掘の対象であるとしてアクセスを制限されます。サイト-04はSCP-2807を包括しています。[不正な編集が除去されました]

SCP-2807へのアクセスはDクラス人員に限られます。ウイング-7から-14、-19と-21は遮断されています。2807-ゴルフイベント時を除き、これらの棟へのアクセスは厳密に禁止されています。医療トレーニングを受けたDクラス人員が恒久的に施設へ配置されねばなりません。これらの資格を欠く人員がSCP-2807に侵入した場合、ただちにクリアランスを剥奪されてDクラスとして再分類されねばなりません。[不正な編集が除去されました]

SCP-2807におけるDクラスが要求数を下回り、2807-ゴルフイベントが発生した際、最低でもサイト管理者の地位を持つ構成員が1人ウイング-19に入り、1人のDクラスがその人物の地位まで昇格させられねばなりません。

この文書の複製1つが常時サイト-04のサーバーに存在しなければならず、毎週ありうる変更について再点検を受けねばなりません。

説明: SCP-2807はトルコ東部、放棄されたかつての都市アニの近辺に位置しています。
SCP-2807はコントロールセンターを除くサイト-04を指し、センターは残りのサイトから離れた位置に存在しています。 SCP-2807は過去、[削除済]以前に財団によって行われていた活動の結果サイト-04に生じた悪意ある実体です。この実体は財団の保安上の慣例についての知識を有し、Dクラスに直接影響を与えることができます。Dクラスにはネットワークユーザネームとパスワード、扉のパスコード、財団のIDカードと[編集済]が供給され、これはSCP-2807の効果によるものと考えられています。アノマリーはまた、財団の文書を改変する能力を持ちますが、レベル3より上のクリアランスが必要な文書へのアクセスを持たないようです。アノマリーはDクラスの存在、特に負傷したDクラスによりなだめられるようです。

サイト-04はかつて放棄されていた財団の貯蔵、試験およびDクラス処理施設であり、築200年以上と推定されており、[編集済]イベントの後に放棄されたとみられます。数度の突破と破壊の試みにも関わらず、内部の貯蔵施設は無傷です。SCP-████と複数の文書が回収されました。[不正な編集が除去されました]

考古学的分析といくつかのサイト-04の棟の封印に先だって入手された文書は、再生前のサイト-04の機能と来歴を明らかにしました。文書2807-2 - 歴史的情報を参照してください。

SCP-2807の効果は最初にDクラス回復棟で認められました―財団サイトでの医療統計において、重大な傷害(簡易傷害尺度における4〜6)を負ったDクラスが他の要因を調整してもなお予測の███%以上回復したことを示しました。また、何人かのDクラスは以前に致命的であると思われていた負傷から回復しました。しかしながら、このような医学的以上は現地のDクラスにのみ発生しました―他の財団人員に対する治療は標準の範囲内にとどまりました。異常な回復の可能性のある事例については表2807-1を参照してください。[不正な編集が除去されました]

財団の記録のいくつかの断片が封印された棟から回収されました。

….今回のDクラスは目標に向かって進んでいる。SCP-████の使用は最小限の副作用でプロセスを60%加速した。前回にあった攻撃性と回復力の品質管理問題も解決したに違いない、戦争捕虜を使うことのちょっとした意図せぬ結果だったが。今回は大半が政治犯か宗教犯だ ― 彼らはより順応性に富み、我々の目的に沿って変化させやすいと分かるに違いない。進捗に関….

….こ数日サイト-04ではちょっとした混乱が起きている。再訓練チャンバーは今週使用不能―何人かの候補者はスタッフに暴力をふるい、無力化されねばならなかった。秩序を保つためにプロトコル・マクロンを実施した。我々は安全だが、ウイング-19は死体の山、焼却炉には数日仕事だろう。それ以外はおおむね順…

…ここを永遠に閉鎖するつもりのようだ。我々は少数のアノマリー貯蔵庫のためにここに小分隊を維持するが、研究開発部門はこの種のプロセスを不要にするものを提案してきた。連中はそれを'記憶処理'と呼んでいた。試験段階も終わり、まさしく我々が必要としていることをするようだ。サイト██、██、██、██とここはすべて閉鎖される。我々は今月の終わりには新しいポストに再配置される。進行中の残りのバッチはこの新しい'記憶処理'を処方され、残りの訓練を終える代わりに通常のプロジェクトに配置されるべきだろう。いくつかのイレギュラーにも気付い…

財団文書の他にDクラスの占有者によって書かれたと思われる覚え書きが、隠されたノートや、独居房や拘束室の壁に掘られた落書きからいくつか発見されました。

今日、女が抱きついて泣いた。なんでかは分からない。

私の知識はすべて間違っていた―教えられたことはすべて嘘だった。

ボロジノで地獄を見たと思ったが、少なくとも何が起きたかは分かっていた。ここでの出来事は説明を拒絶する。野蛮は留まる処を知らない。

私は……私は名前を思い出せない。私は誰?何故こんなことが起きているの?

壁は窓だ。すべてが見える。

ここには6と30週間いる。終わりは見えない。メレディス、もしこれを見つけたら、最期まで君を愛していたと知ってくれ。

俺はここから出られないだろう。よく分かっている。奴らは俺達を射殺するか、逃げ切る前にあれに食わせる。誰かがこれを将来見つけるかもしれない、だからこんなことが2度と起きないように、あるいはここに俺達を縛り付けている怪物どもが隠蔽しようとしたら、これが証拠になるだろう。俺の名前はフランシス・ブライト、アメリカ合衆国の北の州と南の州が争う内戦における連合国側の軍医だ―あるいは、そうだった。俺はチカマウガの外での戦いの後に捕えられた。そこからアンダーソンビル刑務所に送られた。そこで俺は飢えさせられ、病気にされ、大勢の親友たちが赤痢と壊血病で死ぬのを目撃した。給水は頻繁に人間の汚物で埋まっていた。
そこから海を渡り、この見捨てられた地に連れてこられた。アンダーソンビルでは―同じぐらい地獄だったが―問題は兵站だった。反逆者どもは食料を切らしていた―だから俺達には食べる物がなかった。俺達の苦しみは供給の欠如と無能で生じたものだ、悪意ではなく。ここでは―設備は清潔で、食料は豊富にある―しかし奴らはそれを俺達のために使おうとしない。守衛とスタッフは腹いっぱい食っているが、俺達には一日にちっぽけなパンの切れはしとわずかな水しかない。病気になった囚人は奴らが必要だと思ったときだけ治療される。2人がやっとの部屋に8人が詰め込まれている。毎晩寝て、朝起きるときには人間の悲鳴で目を覚ます。自然の光源はない―何日経ったのかも分からない。奴らは10人囚人を連れて行き、2人殺し、それをすりつぶしてペースト状にする。他の8人は拷問し、打ちすえて屈服させる。時折、人々はあの拷問の時間がきて―そして別人になって戻ってくる。まるで自分が誰かを、これが何かを、そして自分たちがどんな種類の地獄にいるのかも忘れたみたいに。彼らは大抵すぐにこの場所からいなくなりもする。ここは俺達を壊すために作られている。何が目的か、俺には知ったこっちゃない。
誰でも反抗しようとしたものは素早く追いやられ、二度と現れない。ここで何が起こっているのか、何故なのかも知らないが、すぐに知る機会が来るとも思えない。この覚え書きに追記し続けよう―しかし俺は殺されるかもしれないし、何の前触れもなく変えられてしまうかもしれない。もしこの覚え書きを見つけたら―どうか、こいつらを止めてほしい。奴らがいなくなったら、二度とこんなことが起こらないようにしてくれ。

Footnotes
. この地位の財団人員はすべて定義上は必要不可欠ですが、EK-クラス財団崩壊シナリオを防ぐためには必要な犠牲です
ページリビジョン: 8, 最終更新: 21 Feb 2024 12:28
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