クレジット
タイトル: SCP-1648-JP - 猫又
著者: KABOOM1103 KABOOM1103 、yzkrt yzkrt
作成年: 2024
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Dクラス職員は以下の資料を熟読してください
「仕事でストレスが溜まっていた」動物虐待の男逮捕
2024年1月9日 15:16 しまねニュース
キャンディちゃんの生前の様子
飼い猫を虐待したとして、2024年1月8日に島根県在住の男(33歳)が逮捕された。残虐なその実態に、近隣住民の間では不安が広がっている。地元ニュースメディアなどが伝えた。
【特集】「捨て猫、捨て犬事案が増加中」保護施設が語るペットブームの実態とは
動物虐待などの罪で逮捕されたのは、新潟県在住の男で、家の近くのゴミ箱に飼い猫の遺体(キャンディちゃん、3歳)を遺棄したことで犯行が発覚した。近隣住民からはキャンディちゃんについて「あまりにも悲痛な鳴き声がする。動物虐待を行っているのではないか」などと以前から警察に通報を行っていた。飼い主はキャンディちゃんに対して火を点けた煙草を押し当てる、日常的な殴る蹴るの暴力行為、一日中檻に閉じ込める、獣医の管理外での去勢手術(無麻酔)等の暴行を行っていたことが判明している。飼い主は、「仕事でストレスが溜まっていた」ことが暴行を加えた理由と供述している。最終的に、飼い主はキャンディちゃんに過剰量の人間用の睡眠薬を強制的に服用させて殺害した後、燃えるごみに混ぜて遺棄したことが分かっている。
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すきぷ@情報通 @sucip_mainiti_news
最近友人が猫を引き取りまして。すくすく育つ様子をTwitterにあげてるのを見て癒されるなぁなんて思ってたんですけど、そういう時に"ふくのすけくん事件"なんてもんがあったなと思い出してしまうわけです。30以降の方であれば覚えている方も多いかな?
ネット黎明期の話です。ふくのすけという猫を飼っている人が、その様子をブログに投稿していたんですが、ふくのすけくんは歳を取って7歳になったころから嘔吐とか下痢をするようになっちゃったんですね。
飼い主さんはお金がなくてふくのすけくんを動物病院に連れていくことができず、そのまま病状は進行していったそうです。死亡する3か月前には毛が抜け始めちゃったりなんかして。
飼い主さんは病状が現れ始めた頃から、「どうしたらいいですか」なんてブログでふくのすけくんの写真を投稿していたんですが、そのうちカンパが集まるようになって、治療費用として多額のお金が集まりました。その総額なんと126万円!
すごい人情です。それで病気が治って一件落着......かと思いきや、飼い主さんは一度もふくのすけのくん病気の診察に行くことはありませんでした。むしろどんどん悪くなる様子をブログに乗せてカンパをせびっていたとか......。詳しい方がふくのすけくんの写真を見たところ、甲状腺機能亢進症だか猫パルボウイルス性腸炎だか慢性腎不全だかもうとにかくいろんな病気になっていたかもしれないそうで。
その後、批判が殺到した飼い主さんのブログは削除されました。噂ですがそのお金を元手に起業したとかなんとか......最初は本当に病院に連れていくつもりだったかもしれませんが、承認欲求とかお金はかくも人を狂わせるなぁと思わされた事件です。画像は元気なころのふくのすけ君です。
- リツイート 1.3万 いいね 2.2万
1:00 PM - 8 December 2020
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hiromi @hiromi1313
返信先: @sucip_mainiti_news
本当に嫌な事件でしたよね......ふくのすけ君のご冥福をお祈りします。
- リツイート 1 いいね 2
1:12 PM - 8 December 2020
ひろきち正式譲渡決定!&これまでの経緯について
2022年8月7日
ひろきち
6月に我が「Shelter Cats Parlour」にやってきたひろきちが、新たな家族に迎えられることになりました!やってきた頃は元気がなかった仲間たちも、今では元気に走り回っています♪
引き取ってくださった里親のご家族様、カフェを訪問してくださった皆様、ありがとうございます!これでひろきちと一緒にやってきた猫たち! ひろきちに続け!
それと同時に、既にニュースでご存じの方も多いかもしれませんが、カフェで質問される方も非常に多かったため、ひろきちとその仲間たちが当保護猫カフェにやってきた経緯について説明させていただきます。
ひろきちの飼い主は猫の飼育方法について十分な知識を持たないまま、ひろきちを含む複数の仔猫をペットショップで購入しました。飼い主は猫の飼育にベッド、おもちゃ、トイレ用品、爪とぎ用の設備を購入しておらず、とらきちはストレスのかかりやすい環境下に置かれながら、飼育を行っていたそうです。飼育を開始してから約1か月後、飼い主は猫たちに対する給餌を「愛想が尽きた」という理由に中止しました。
とらきちの生前の様子
保護の5日前には飼い主によって手足と口を縛られ2重の段ボール箱の中に押し込まれる形で閉じ込められて、部屋の隅に放置されていたそうです。その後、飼い主はひろきちたちの死亡を確認せずに、死体の入った段ボールごと近所の公園に埋めようとしました。地元の方が段ボールを発見し、ひろきち、まるお、まつすけは保護されましたが、ひろきちの兄弟であるとらきちはすでに餓死で亡くなっていたそうです。
とらきちも生きていれば3か月の仔猫です。当ペットカフェでは猫の保護活動だけではなく、こういった猫の虐待阻止に対する取り組みも行っています。皆様のご協力をお願いします。
2(遊)ふくのすけくんカンパ事件
3(右)キャンディちゃん虐待事件
4(三)大山牧場事件
5(一)篠山養鶏場事件
6(捕)生き物苦手板
7(二)愛護NPO摘発事件
8(捕)とらきちくん餓死事件
9(投)高田議員飼い猫事件
正直どの地域でも多発している問題ではあるが、メディアに取り上げられた規模の大きさ、みんなにも動物愛護を身近に感じてもらいたいという思いから1番にあげさせてもらったで。
画像はそのクロード君。
4匹のご冥福をお祈りしてください
アイテム番号: SCP-1648-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-1648-JPの周囲は一般人が立ち入らないように封鎖され、職員により定期的に巡回が行われます。新たなSCP-1648-JPが発見された際も同様の収容作戦を行います。SCP-1648-JP内は常に監視し、異常現象や霊的実体の発生時は各々に適切な収容措置を行ってください。
説明: SCP-1648-JPは日本全国に存在する異常領域の総称です。報告書の最終更新時点において、SCP-1648-JPは計17箇所発見されています。
SCP-1648-JP内は通常の領域に比較してネコ(Felis silvestris)のエクトプラズムの拡散性が極端に低く、霊素濃度が高いため、領域内で死亡したネコは高確率で霊的実体を生成します。また、SCP-1648-JPには由来不明の遺留子が常時偏在しており、この物体は霊的実体生成時に混入します。SCP-1648-JP内で発生した霊的実体が人間に対して非常に敵対的な振る舞いを見せることはこの遺留子が原因であると推測されています。その他、一部のSCP-1648-JP実例には野生のネコを誘引する異常性が確認されています。
以下に示すのは、SCP-1648-JPのリストの抜粋です。SCP-1648-JPは、当該地域の多くにおいて「猫又」や「化け猫」の妖怪の伝説が多く伝承されていることから、そのほとんどが200~1000年以上前から異常性を発現していたことが推測されています。SCP-1648-JPの多くは都市から離れた山地、河川に存在しているため異常発見部門の調査により発見されています。
管理番号 | 地名 | 状況 | 備考 |
---|---|---|---|
SCP-1648-1 | 猫魔ヶ岳、福島県耶麻郡磐梯町 | 山の南西部に発生したためその地域のみ封鎖 | 異常発見部門により発見。 |
SCP-1648-2 | 弥彦山、新潟県の西蒲原郡弥彦 | 適切なカバーストーリーの下封鎖 | 異常領域は新潟県のTV,ラジオの送信所の付近に発生。稀に新潟県内の放送内容に霊障を起こすことから異常発見部門が発見。 |
SCP-1648-3 | 稲葉山、鳥取県鳥取市国府 | 霊的実体の発生頻度が最も多く、封鎖が困難 | 在原行平の和歌、「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふるまつとし聞かば 今帰り来む」が、家出したネコを戻らせる民間伝承として存在することとの関係を研究中。 |
SCP-1648-4 | 白髪山、高知県香美市 | 適切なカバーストーリーの下封鎖 | 霊的実体の数が多く、全領域を未観察である。どこかの一点から大量エクトプラズムが発生していると推測される。 |
SCP-1648-5 | 宝満山、福岡県筑紫野市 | 適切なカバーストーリーの下封鎖 | 推定400歳以上のネコの霊的実体が滞在。蒐集院の記述から発見。蒐集院の記述によると、1618年に佐賀藩祖鍋島直茂を呪殺した個体と同一とみられる。 |
SCP-1648-6 | 根子岳、熊本県阿蘇郡高森町 | 適切なカバーストーリーの下封鎖 | 比較的穏やかな性質の霊的実体が多い。異常発見部門により発見。 |
SCP-1648-7 | ██山、東京都八王子市 | 適切なカバーストーリーの下封鎖 | 19██年に突如異常性を発現。フィールドエージェントにより発見。 |
補遺: ネコの霊的実体の除霊
現代においてネコの飼育数が増加していることに依存してネコの日本国内の個体数が増加し、SCP-1648-JPで発生する霊的実体数もこれに伴い増加しているとの仮説が有力視されています。上表の通りSCP-1648-JPの多くは山間部に位置するため隠蔽は比較的容易であるものの、霊的実体の増加による職員の人的被害の増加、一般社会に露見する危険性の上昇が危惧されています。
報告書執筆時点において財団は人間の霊的実体を除霊する対霊装備しか開発しておらず、ネコの除霊は困難を極めています。呪術的な専門技術を持つ職員による祈祷や呪殺での除霊ではネコの霊的実体の増加を抑えることが非現実的であることから、対霊装備の開発までの間に一般職員による集合、指向的祈祷により除霊を試みています。サイト-81UOの職員との協力により、以下の条件を満たす内容を職員に見せることが除霊に効果的であると発見されました。
・実体の写真を掲載することで祈祷の指向性を確保している。
・実体の死亡に対して深い哀悼、同情心を誘える内容である。(作り話で問題なし)
・実体に名前を付けて哀悼心を誘えている。
・実体に対して祈祷する方へ誘導している。
上記の条件を満たした内容を一般職員に幅広く認識、祈祷させることで対霊的な専門技術を持たない職員でも除霊を行うことに成功しました。現在はSCP-1648-JP内の霊的実体の数を調整するために本手法が採用されています。上記内容がほぼ嘘であることが露見しないように、不要な精神的ストレスとして職員に悪影響を与えないように、文章はDクラス職員に重点的に閲覧させています。
追記: 現行の収容プロトコルでは除霊の速度が発生に対して追いつかない可能性が指摘されているため、一般社会に同様の内容を含む偽装動画、文章、ニュースを公開する計画が進行中です。具体的な計画としては、以下の内容を欺瞞部門と協力して行う予定です。
・一般人を装ったアカウントでSNS上にネコの霊的実体の加工画像、虐待されたという内容を投稿する。
・テレビ番組にてドキュメンタリー形式で同様の内容を放送する。
・ネコの殺処分数を水増しし、一般人の興味を誘引する。
・加工したネコの虐待動画をSNSに投稿し、一般人の興味を誘引する。