入れ子的なテレスクリーン
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評価: +123

クレジット

タイトル: 入れ子的なテレスクリーン
著者: terukami
作成年: 2024

評価: +123
評価: +123

その他

ジョン・ドゥコンテスト2024
無名職員は語る部門・市井の声部門賞

評価: +123
評価: +123

この部屋の中はひどく無機質だ。

ベッドやトイレなどの生活に最低限必要なものしか置かれていない。お気に入りだった眼鏡ケースすら持ち込めないような場所らしい。別に危ないものじゃないし持ち込んでもいいじゃないか、と思うけども、どうやらそんなに単純なことじゃないらしい。

壁に窓はなく、外を見ることすらできない。しばらく太陽も見てないし、部屋の中にはテレビすら存在していない。それに自分の意思で外に出られないときた。これじゃあまるで独房に入れられているみたいだ。別に悪いことはしてないんだから、ここまでする必要はないんじゃないか。ここにきてからずっと、僕はそう考えていた。

ここに連れてこられたのは二週間前のことだ。大学の帰り道に黒服の人達に捕まって、気が付いたらこの部屋にいた。後で聞いた話によれば、ここは異常な存在を閉じ込めて研究するための場所らしい。どうやら僕は「異常な存在」と見做されてしまったようだ。

確かに僕は普通の人とは違う。漫画みたいなものではないけれども超能力を持っている。野球ボールくらいの重さのものなら手を使わずに運ぶことができる。でも、僕はそれを人前で使っていない。だったら、なんで僕が超能力者だと分かったのだろう。小学校のクラスメイトか家族が伝えたのかと思ったが、普通に考えてこんな組織の存在を知っているわけがない。

本当に謎だし、未だに理解が追いついていない部分もある。異常な存在がいることも、メン・イン・ブラックのような組織があることも、自分が超能力者だとバレたことも全部。妙にリアルで整合性のある悪夢、と言われた方がまだ納得できる。

ここに来てから、毎日のようにインタビューと実験が行われた。インタビューは質問に答えるだけだから、比較的楽だった。でも、実験はそうじゃなかった。とにかく精神的に削られて、ストレスが募っていく。そもそも僕は人前で超能力を使いたくないのだ。だというのに、人の気すら知らずに指示してくる。ここの人達は感情や思いやりの心がないのか、と思うほどに冷酷だ。

昔、人前で超能力を使ったことがある。自分はこんなこともできるんだぞ、って自慢したくて、クラスメイトや家族の前で野球ボールを浮かせたんだ。でも、それを見た人達は褒めてくれなかった。むしろ、怪物を見るような目で僕のことを見てきた。それから、僕は人前で超能力を使わなくなった。あれは「自分は人間ではない」と自白するようなものだと理解した。

でも、超能力を使うことは悪いことだとは思えない。能ある鷹が爪を誇示して何が悪い、と考えるような人間だから、当然と言えば当然だろう。それでも、やっぱり人前で見せるのは怖い。だから、僕はこうやって一人でいる時に超能力を使うことにしている。

超能力を使う。眼鏡を浮かせて、空中で手を使わずにくるくると回す。ここに来てからの暇潰しといえばこれくらいだ。雑誌やスマホは支給されないから、必然的にやることが限られる。その中で何をするかといえば、こんな手遊びじみたことくらいだろう。もうクセになりかけている行為だから、人前で使わないようにしないといけない。自分では止めないといけないと思うけども、やめられない。

きっと、抑圧されていたからだと思う。その反動で、超能力を使いたくなっているんだと思う。

眼鏡の回転を止めて、右手でキャッチする。とりあえず退屈はしていないが、いつまでここで過ごせばいいのだろう、という疑問は残る。

「僕に超能力がなければなあ......」

小さな声で呟いた。ベッドに横たわり、目を閉じる。超能力を使った後はやっぱり疲れるなあ、と言って、僕は意識を落とした。

    • _

    その様子が監視カメラに記録されていることなんて、僕は知らなかった。


    モニタールームにて。

    収容室に設置された監視カメラの映像を見ながら、机の上に置かれたポテトチップスの袋に手を伸ばす。両手を使って袋を開けて、その中へと手を突っ込む。そうして三枚ほどポテトチップスを取り出して、それらを口に放り込んだ。コンソメの風味と塩味が口の中に広がっていくのを感じながら咀嚼していく。

    楽して出世したい、と呟いてモニターを眺める。途中で眠気が来たので大きな欠伸をする。ちょっと口の中が乾いてきたな、と呟いて、俺はペットボトル飲料を取り出した。封を切り、ミネラルウォーターを口に含む。それと並行してモニター映像を見続けている。

    正直、こんなことは無駄なんじゃないかと思う。どんなに監視しようと、どんなに対策を練ろうと、それらが通用しない事態というものは存在しているのだ。かつて日本支部にて発生した同時多発的かつ大規模な収容違反インシデントである「嘆きの水曜日」もそうだった。あの日のことを、俺は鮮明に覚えている。友人は目の前で肉塊になったし、同僚はスーツだけ残して消滅した。あの場では訓練や対策の全てが無意味だった。

    あの日以来、アノマリーと関わることが怖くなった。俺が第一線で働くことはなくなり、収容モニタリストの仕事に就いた。ここならアノマリーと直接干渉しなくて済むからだ。直接干渉しなくて済む、というだけでも心理面はかなり安定した。

    この経験があったから、楽して出世したいと思うようになった。サイト管理官クラスになればアノマリーを相手にすることはなくなる。あるのは事務作業と承認手続きに関する諸々だけだ。それらの仕事は普通の何倍も大変だと思うけど、アノマリーを相手取らなくて済むというだけで大分安心できるものだ。そう考えると、少し笑みが溢れてきた。なんかの拍子にサイト管理官に任命されないかな、と呟く。

    そんなにアノマリーと関わりたくないのなら財団を辞めればいいのではないか、と聞かれることがある。確かに財団を辞めればアノマリーと関わることはなくなる。でもそれは嫌だった。ここで共に過ごした同僚や上司との思い出がなくなって、思い出せなくなることだけは避けたかった。俺だって人間だから、感情はある。死んでしまったあいつらの分も、俺は働かなければならないと考えている。かつて提出しようとしていた辞表は、ライターで燃やしてしまった。これでもう後には引けないと、自覚を得るために燃やしたのだ。

    意識を回想から現実に戻す。モニター内ではアノマリーが動いている。その挙動も通常行動の範疇に収まっている。そろそろ定期報告の時間だ、と呟いてデスクトップパソコンを起動させる。システムメッセージの表示と共にクリックしてパスコードとユーザーネームを打ち込みエンターキーを押す。そうして表示された財団職員専用の連絡用アプリケーションを使って、アノマリーの挙動を研究チームに報告する。

    指がキーボードの上を駆けていく。カタカタというタイプ音が耳に入る。手早く入力を済ませて文章を校正し送信する。画面に「送信完了」という文字が表示された。

    収容モニタリストの仕事は大変だ。ローテーションで決められた時間はモニターに向き合わないといけない。その間は寝てはいけないし、席を離れてはいけない。モニターと常ににらめっこする以上、眼精疲労は蓄積していく。そんな仕事をする以上、ポテトチップスを食べるくらいはなんてことないだろ。

    「めんどくせぇ〜......早く出世してえよ〜......」

    そう呟きながらポテトチップスの袋へと手を伸ばす。バレなければ大丈夫、と呟いて取り出したポテトチップスを口に入れた。

      • _

      背後に設置された隠しカメラによって、その様子を見られていたことに気付いたのは数日後のことだった。


      ため息を吐いてモニターを見る。

      モニタリストのモニタリングという、一見すると風変わりな仕事に私は就いている。この仕事では不審な動きをしたモニタリストを摘発する。財団の保安のためには必要不可欠な存在というわけだ。それはそれとして、負担はかかるのだが。

      スタッフ同士でローテーションを組んではいるが、そのスタッフ数が少ないので連勤になることは日常茶飯事だし、業務中は席から立つことすらできない。当然、寝たりすることなんて許されない。ひたすらに疲労とストレスが溜まっていくような仕事だ。それでも、私達がいなければ財団は大変なことになる。監視カメラ映像の改竄に誰一人として気付けない可能性だってある。そのリスクと比べたら、これくらいの負担はなんてことないのだろう、と言い聞かせながら、私はいつもモニターに向かっている。

      モニタールームでは収容モニタリストの男がポテトチップスを貪っている。そして、そのうえで「楽して出世したい」などといった戯言を吐いている。お前は十分に楽をしているだろう、と言いかけて留まる。気持ちを落ち着かせようとしてタンブラーを手に取り、中に入ったコーヒーを飲む。あの男を摘発してやりたいところだけれども、生憎それは私の役目ではない。仕事中にポテチを食べた挙句、「楽して出世したい」などと言うことは頭にくるが、私にはどうしようもできない。心の中にもどかしさが積み重なっていく。

      私は昔から真面目だった。何事にもまっすぐ真剣に取り組んでいた。たまに周りの人から「堅物」や「お小言さん」と呼ばれることもあったが、私はそれを気にしていなかった。自分は間違っていない、やるべきことをやっているのだと自分に言い聞かせてきた。むしろ、なんで他の人は真面目じゃないんだろう、と思うようになっていた。

      そうやって物事に取り組み続けてしばらく経ったタイミングで、私は周りの人から無視されるようになった。どうやら「面倒臭いやつ」と思われていたようだった。表向きは「それで結構」と強気でいたけれども、本当は辛かった。これまでの自分のスタンスや考えは間違っていると否定されたようだった。でも、そのスタンスや考えは私の本性なのだからどうしようもできない。間違ったまま生きるしかないのか、と不安になっていた。

      その不安は財団で働き始めると同時に解消された。新人時代に受講したオリエンテーションで言われた「真面目に取り組むように」という言葉を今でも覚えている。自分のスタンスが肯定されて嬉しかった。自分は間違っていないのだと言ってくれてるみたいだった。だから、真面目に働き続けた。休憩と睡眠に使う時間を削って働き続けた。周りからは「サイボーグ」なんて呼ばれたりしたけれども無視した。そんなからかいは不真面目な人間がすることだと自分に言い聞かせてきた。

      そうして働き続けて数年が経った時、私は昇格し、今の仕事に就くことになった。最初は戸惑ったりもした。これくらいなら見逃してもいいのではないか、と悩むこともあった。でも見逃したら財団にとって不利益となることは自明だったから、徹底的に摘発した。ここでは容赦はいらない、不利益になるような行動は徹底的に取り締まらなければならない。そうして働いていく中で、気付いたことがある。

      この仕事こそが、自分に適したものなのだと。

      今でもたまに周りから「チクリ魔」と呼ばれたりすることがある。でも、これが私の仕事だし、本性なんだ。私はこの仕事にやりがいを感じている。私の活動で財団が少しでもよくなるなら、と思って仕事を続けている。

      ポケットから点眼薬を取り出し、両目にさす。疲れ目が癒される感覚がする。この仕事を続けたことによる不利益といえば、モニターを見すぎたことによるドライアイくらいだろうか。長く息を吐き出して、キーボードに手を乗せる。異変なし、と打ち込み、エンターキーを押してメモ帳に保存する。その画面を見て、一仕事終えたことを実感する。

      ふと服を見ると、皺が大量についていた。そういえばここ最近働き詰めで着替えるタイミングがなかったな、と思い返す。ロッカールームへと向かう際に、自身の胸ポケットに取り付けられた徽章──もとい発信機──が点滅した。

        • _

        その様子を見て、自分も監視されているということを再認識するに至った。


        サイト外のベンチに座って端末を眺める。

        端末にはサイトに勤務している職員の所在地や生体反応などの情報が表示されている。これらの情報は財団所属時に支給される徽章によって管理されているものである。

        サイトには色々な職員がいる。その職員達にはそれぞれに役割が存在している。そして、役割はアノマリーに関するものが全てではない。職員の行動を監視したりする保安業務も、食堂や購買を運営したりする管理業務も立派な役割だ。これらの役割は基本的には表には出てこない。それでも、サイトが成り立っているのはこういった裏方スタッフのお陰なのだということを、私は知っている。

        私がここで働き始めてから数十年が経った。最初の頃は「表向きは大学として振る舞うサイト」ということを知って驚いたりもしていた。表向きは別の施設として振る舞うサイトがあることはその前から知っていたが、それがまさか大学だとは思っていなかったのだ。そして何より、自分がそんな場所で働くことになるなんて考えもしていなかった。大きな期待と不安を抱えながら、私の職員としての生活が始まることとなった。

        最初の仕事はAnomalousアイテムの研究を補佐するというものだった。人生初のアノマリーとの対峙ということもあって緊張は凄かった。下手を打てば大惨事になるというプレッシャーに押しつぶされてしまいそうだった。プレッシャーと裏腹に仕事は成功したが、自分なんかがここでやっていけるのかという不安が更に募った。でも、不安を抱えていることは働かない理由にはならない。だから私は、その不安を押し殺しながら仕事を続けていた。

        そうして仕事を続けて数年が経った時、私はサイト管理官に任命されることになった。なんで私がサイトの代表に、と思うこともあった。一度のミスが全職員を危機に晒すかもしれない、という緊張を感じることもあった。それでも、任命されたからには全力で職務を遂行しようと思った。きっと、前任者だって何も考えずに私を選んだわけじゃないだろう。できることをする、という考えに従って仕事を続けてきた。それに、私は「嘆きの水曜日」を乗り越えたのだ。あれ以上の最低なんて起こるわけがないだろうと思って過ごしてきた。

        そんな悩みや緊張も、今となっては薄れてしまっている。サイト管理官の仕事にも慣れたし、世界はそんなに危険じゃないということも知った。財団で働き始めたような驚きや不安を感じることも減ってきている。昔のような情熱は消え、ただ現実を見据えるだけになっている。それがいいことなのか、悪いことなのか。私にはさっぱり分からない。それでも、そのことに対して心のどこかで寂しさを覚えていることだけは分かる。昔のような日は二度と訪れない。

        人生は選択の連続で、間違いを悔いている暇なんてない。これまでの人生で私は十分に痛感した。間違ったと思っても進むしかないし、止まることは許されない。これっぽっちのことを理解するのに、何十年もかけてしまった。このことにもっと早く気付けていれば、家族に見捨てられることもなかったのかな、なんて考えながら、ベンチから立ち上がる。それでも私は進むしかないのだ、と自分に言い聞かせながら息を吸う。

        この仕事に私情が介入する余地などない。ただ淡々と仕事をこなして収容を維持するしかないのだ。途中で選択を間違えても、私は全力で職務を遂行する。これは私にしかできないことなのだ。そう考えながら、軽く伸びをして前を向く。空は晴れていて、雲は一つもない。暖かな日差しに照らされている。

        「今日も頑張るかあ」

        そう言って、私はサイトの方へと歩き出していった。今日もいつも通りの財団職員としての一日が始まる、なんて考えながら、サイトの入口の扉を開ける。

          • _

          差し込む日差しは、私のことを後押ししているようだった。


          いつも疑問に思うことがある。

          小学校の通学路にある大学には、不思議なおじさんがいる。そのおじさんは高そうなスーツを着て、大学の裏口へと歩いていくんだ。明らかに清掃員とかそういう感じの人じゃないのに、どうして裏口から入っていくんだろう。正面玄関から入れない理由があるのかな、と思いながら、僕はそのおじさんのことを見ていた。

          僕はこういう「謎」や「不思議」が好きだ。学校ではミステリー小説を読んでるし、なぞなぞクイズだってよくしている。クラスメイトからは「ミステリー博士」と呼ばれることもあるくらいだ。そんなミステリー博士として、この謎を見逃すことはできないだろう。そう思った僕は早速、ママに考えを聞いてみることにした。自分一人で答えが見つからなければ周りの考えを聞いた方がいい、って先生も言ってたし。これはミステリー博士として当然の行動だと言えるだろう。

          「ねえ、ママ」
          「どうしたの?」
          「あのおじさん、どうして裏口から大学に入ってくの?」

          ママは「うーん」と言いながら考え始めた。大人でも悩むようなものなのかと思うと期待が膨らんでいく。真相はなんだろうか。まさか秘密のヒーローとか、そういうのだったりするのか。ヒーローだったら超能力とか使えたりするのかな。もしかしたら魔法使いとかの可能性もあったりして。手をかざすだけで物を浮かせたりするのとかカッコイイよなあ。そんな感じで期待と妄想を膨らませている中、ママは言った。

          「そういう仕事なんじゃないかな。授業で使う道具を用意するとか、そんな感じの」

          想像よりも普通の答えだった。そういえばいつもノートパソコンを持ってたし、事務室の先生みたいな仕事をしているのかもしれない。あっけなく謎が散ってしまったのは残念だけど、そういうこともあるんだろう。そんなことを考えながら僕は「ふーん」と言って大学の方から目をそらした。気が付いた頃にはおじさんのことは頭の中から抜け落ちてしまっていた。

          そういえばこんな感じで社会は回っていくんだっけ。

          社会の時間に担任の先生から教えられたことを思い出しながら、僕は学校の方へと歩き出した。

ページリビジョン: 18, 最終更新: 10 Mar 2025 11:07
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