KoIフォーマット

(訳注: この記事では一部で中性三人称単数代名詞としてtheyが使われており「かれ」という訳語があてられています)

評価: +35

人類

別名
給餌者、大きなる者、庇護者

梗概

人類は三種に分類可能である。給餌者人類、庇護者人類、悪人類。給餌者及び庇護者人類等は善く、彼等自身の特殊な遣り方に依り群れの一部である。 群れは此れ等の善良な人類を慈しみ、常時食料を求めねばならぬ。悪人類等は危険であり、群れを疵付けんとする。群れは彼等が我々を害せぬ様に悪人類を食せねばならぬ。

知識

習性:
人類は大きく、そして水中には棲まない。彼等は水中に棲まぬ多くの物等と同様に脚を用いて歩く。彼等は群れを養い、庇護し、あるいは害する為に腕を使うので二本脚である。一部の人類は群れを養わんと食料を腕に付けた儘水に入れる。此れは非常に愚かであるが、給餌者人類は善いので群れは此の愚昧を寛容する。

押並べて人類は非常に似通っている。 多くの忍耐と共に、群れは人類を見分ける方法を学ぶことが出来るが、必要ではない。人類等を見分ける最良の手法は食物を求める事である。

性質:
給餌者人類は群れを養う。給餌者人類は非常に善い。群れは給餌者人類を害する物共を捕食せねばならない。

庇護者人類は群れを保護する。時折彼等は捕食者を追払う。時々彼等は病を追払う為に化学薬品亦は魔法を池に注ぐ。化学薬品乃至魔法を食すな、其等は群れを満たさない。

一部の人類は群れを害さんとする悪人類である。彼等を食せよ。

歴史と関連組織:
幾世代も前、給餌者人類と群れは契約を結んだ。給餌者人類は群れを養い、返礼として群れは人類を助ける。当初、群れは総ての悪しき物を食して給餌者人類を庇護した。人類が増大するに連れ、群れと人類の双方を護る事が出来る庇護者人類が孵された。群れは其の他に多くの事が出来る故に契約は未だ破られず。故に我等の一部は人類の目に美しく成り、代わりに人類の精神を守った。他の者等は、我等に見つける事の出来るあらゆる悪しき物を食すことにより履行し続けて居る。

接触:
食物を求める。給餌者人類は食物を与える。庇護者人類は給餌者か庇護者ではない人類が群れを害するのを妨げる。常に食物を求めよ。群れは養われねばならぬ。群れは飢える。

其の他の詳細:
人類を理解する事は困難である。時折、陸の物事が彼らが群れを養うのを妨げる。給餌者人類が戻るまで、群れは食物である万物を食すことを許される。給餌者人類は常に何であれ群れが池に為した事を直すであろう。

観察&物語

嘗て一人の非常に小さい給餌者人類が居た。此の給餌者人類は己に給餌する前に群れに食物を与えた。悪しき魔法が給餌者人類を害さんと訪れた時、群れは其等を全て喰らい尽した。此れが如何にして其自身の魔法すら無しに群れが契約を履行するかである。

人類は彼等自身について数多の事を書く。此れ等の物は必ずしも意味を成さないが、人類についてより良く知る事を望む群れには全ての物を読む事が役立つであろう。時折無意味の中に意味が在る。

一部の人類は給餌者人類であると同時に庇護者人類である。人類等は群れが識るより複雑であろう。

疑問

雲居の鯉、群れはとてもじゃないけど一枚板じゃないわよ。私たち全員を代弁しようとしないでもらえるとありがたいのだけど。コイが全員ひとつの群れに属している訳じゃないと分かってくれていることを願うわ、ましてやあらゆる宇宙の全てのコイなんて!できたらあなたの素晴らしい魔力を使って、他の宇宙をいくつか訪ねてみるべきじゃないかしら。もしかしたら何かを学べるでしょう。それと、人間の顔を見分けるのは重要じゃないという考えには同意できないわ。知らない人間に食べ物を要求するより、主に養ってくれている人間の方が近づいて頼んだらいつも気前よくくれるものよ。 -スウィート・ママ.

時折人間は他のコイを連れていく。連れていかれたコイは2度と戻ってこない。これは私からすればかなり危険に思える。我々の安全のためには接触の拒否が最良に思える。 -浮草を駆逐するもの.

苛烈な攻撃こそ最良の防御だ。一撃を加えるべく跳ねる際には目を狙うのを忘れるな。 - 浄水の鑓.

浮草を駆逐するものよ、我々は気まぐれで龍になれるのだ。お返しに我々が人間を連れ去るのを何が止められようか? -総ての池の冥王スケルター.

気まぐれだと?本気で言っているのか?上昇のためには龍の門が必要なのだぞ!人間に過程を魔術的に加速させて、あのペレワシイピをうろつく怪物に変えさせるリスクを冒すのでなければな。常に我らパラディンはそのような身の毛もよだつ忌まわしいものどもを新たに手に入れた住処から取り除こうと勤めているのだ。 - 浄水の鑓.

パラディンってなに?食べ物を食べる方法? - シャーキー

私が説明してあげるわ、でも食べ物とは一切関係ないから興味がなくなっちゃうかもしれないわね。食べ物についても、そのうち話し合わないといけないけど。とってもいいものよ、そうでしょ? - スウィート・ママ.

攻撃?どんなろくでなしが一体、私たちを食べさせて世話してくれる人たちに攻撃を加えるのでしょう?人間は脅威だったことはないし、私たちが正しく扱う限り決してなることはないでしょう。でも濾過摂食者がこういうことを分かっていると期待すべきではないんでしょうね。 -櫛草

総ての鯉は一つの群れに属する。差別は鯉の流儀ではない。此れが結論である。群れの一員を差別する発言は爾後認められない。 - 雲居の鯉

私は個人的に、人間が提供する色んな食べ物についての議論の欠如に抗議したいです。契約の一部であるということは食べ物天国です。多分この契約のせいで私は違う次元に隔てられていますが、食べ物は私たち全員の共通事項です。やはり食べ物はとてもいいものです。 - シャーキー

. 人間についての記事だ、鯉の手による。とても誇りに思うよ。 -LK
. これは面白くなるだろうな。 -スピーカー
. 我々はもう少し複雑だと思いたいものだが。 -LK
. 自分たちに歯が生えていない上、人間よりも小さいと気付いているんだろうか? -LK
. かれがどう"悪い人間"を食べる作業に取り掛かれると考えているのか知りたくないよ、ローリー。 -スピーカー
. かれは蛇について聞いたことがないのか?あるいは亀や、アメンボや、ウナギや……どうやらローリーに影響を受けてきたようだ。 -スピーカー
. あ〜、池の生態系について学んだんだね!君を誇りに思うよ、スピーカー。 -LK
. かれにとって何が重要なのか分かってきた気がする。 -LK
. これは手と呼ばれていて、重要なものなんだよ。 -LK
. 寛容が"指を食べる"の意味だという発想はあまり好ましくないな。 -スピーカー
. ええと、いくらか同意可能な点だ。 -スピーカー
. かれが自分たちが現実にはどんなに小さくてぶよぶよで、ほとんど人畜無害かを知っているかどうか未だに分からない。 -LK
. 私は君ののうち指を噛むやつが生まれたての雛を丸のみするのを見た。彼らは無害ではないし、おそらく魔法も活用するだろう。 -スピーカー
. シャーキーは私の精神を保護するようなことを何もしてくれそうにないな。彼女が星のサイズになって銀河を喰らうのが心底恐ろしいよ。 -スピーカー
. ああ、それは彼女の過ちじゃないな。ベストを尽くしてくれているんだよ。はコイが守ってくれていると知って安心しているよ。もし"恐怖のコイ魔法"について喋り続けるなら、君の注釈権を奪うことになるな。 -LK
. この記事の繰り返される主題が分かってきたぞ、人間じゃない。これがコイがもつ問題への取り組み方なのかという無力感が襲ってきた。 -LK
. 知っていたよ。この魚たちは実際のところ偽装されたブラックホールなんだ。ブラックホールより悪いだろうな、本当に。この世界のあらゆる宇宙現象の中で、鯉はより恐ろしいものの中の1つだ。宇宙を貪ってなお多くを求める者は、何であれとどまることを知らない。 -スピーカー
. このいたずらっ子め。 -LK
. 君のコイがわざと堰をずたずたにしたという含みは実際かなり不穏だな。 -スピーカー
. なんてことだ。彼らは字が読めるぞ。我々は皆おしまいだ。 -スピーカー
. ほれぼれするほど哲学的だね。 -LK
. そう言いたいところだよ。 -LK
. 誰が魚にあんな名前をつけるんだ?! -スピーカー
. もしかしたら自分でつけたのかも?慮ってみようよ。 -LK
. どうやってまだ生きてるんだ? -LK
. コイの魔法。身の毛もよだつ、世界を貪るコイの魔法。 -スピーカー
. シャーキー?私のシャーキーなのか?! -ローリー
. 食べ物への執着?きっと彼女だな。 - スピーカー
. レイシストの魚。こんなものを見ることになるとは思ってもみなかったな。 -スピーカー
. 賢きコイの言葉をお聞き、可愛いらしい子たち。 - ローリー
. 如何にも我は明達也、何となれば我が髭の長き故。 -雲居の鯉
. 何ということだ。 -スピーカー
. ああ、君は指を食べようとしたからね。特に私の指を。 - スピーカー
ページリビジョン: 5, 最終更新: 08 Sep 2021 15:19
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