UV。
一読では「なんかよくわからない」と思いましたが、唐突に謎の男が追いかけてくる絵面が想像しやすく、改めて読むと怖く感じました。
概要: SCP-1270-JPは、30~40代のモンゴロイド系男性の外見を有する人型実体です。
どういう意図で「説明」ではなく「概要」を用いているのでしょうか。フォーマットスクリューというほどではないですけど、普通に「説明」と表記するのはいかがですか。
いくつかの指摘点です。
機動部隊こ-7"砂煙"
書き方が決まっているわけではないですが、よく見るのは「機動部隊こ-7("砂煙")」のようなものです。機動部隊一覧でもそう書かれていますね。
特筆すべき点として、SCP-1270-JPは瞬間的に出現および消失する異常性を有しています。この異常性のため、財団はSCP-1270-JPの安定した収容や体組織などのサンプル採取には成功していません。
特記するほどではないように見えます。また、これらの文をくっつけたほうが自然に読めるようにも思います。加えて「財団は」も削れそうです。
「SCP-1270-JPは瞬間的に出現および消失する異常性を有しており、この異常性のためにSCP-1270-JPの安定した収容と体組織などのサンプル接種には成功していません。」などとしてみるのはどうでしょうか。
出現および消失の原理が解明されていないこと
直前に「出現および消失」と書かれているので繰り返さなくてもいいですね。「その原理が解明されていないこと」で良さそうです。
SCP-1270-JPが出現してから53秒が経過するか、またはSCP-1270-JPが対象への物理的な接触に成功した場合
「するか、または」は意味が重複しているような感覚があります。ので、「SCP-1270-JPが出現してから53秒が経過する、またSCP-1270-JPが〜」としてみるのはどうでしょうか。
SCP-1270-JPはその外見に反して高い身体能力を有しており
「その外見に反して」は不要な気がします。ちょこっと主観っぽいですしね。
一般的なコンクリート舗装された道路
逆に「一般的ではないコンクリート舗装された道路」がわからないので、「一般的な」は無くてもいいかもしれません。また、「コンクリート舗装がされた道路」「コンクリートで舗装された道路」などのほうが自然な文章だと思います。
平均32.7 km/hで走行することが可能です
「走行」の使い方が間違っているわけではないようなのですが、基本的に車などの車輛が走ることに使われるみたいです。シソーラスでも良い言い換え語句がなかったので、ここは単に「〜で走ることが可能です」でいいかもしれません。
身体構造そのものに人間と大きな相違点は確認できず
捕まえられていないのにどうしてこのことが判るのか、少し違和感があります。
感想としては、奇妙ではあるものの、出現事例が冗長で変化があまりなく、最後まで読んでも驚きなどが無かったと思いました。決勝ラインに行けば二次ではuvすると思います。
校正は自分だけだとどうにもうまくいかないのでありがたいです。
返信遅くなり申し訳ありません。
該当箇所を見直しました。
身体構造そのものに人間と大きな相違点は確認できず
については、例えば追跡中にいきなり腕が2 mも伸びて対象を捕まえるだとか、肩の関節を360度回転させて関節技から脱するとか、トラックに轢かれても擦り傷ひとつないとか、(確認される限りでは)そういった明らかに人間と異なった様子は確認できないという意味合いで書きました。あくまでも理論上は人間に可能な運動しかしていません。
勿論これは偶然観測された事例から帰納した事柄なので、正しくないかもしれません。