クロスコンテストに参加する記事であることを表明いたします。
また次の画像を使用させていただきました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:The_Mall,_London?uselang=ja#/media/File:The_Mall-London_08-2011.jpg
Wikimedia Commonsのカテゴリのページにリンクが飛んでいます。ファイルページへのリンクを提示します。
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:The_Mall-London_08-2011.jpg
ライセンス: CC BY-SA 3.0タイトル: File:The Mall-London 08-2011.jpg
著作権者: Gusim
公開年: 2011
コメントありがとうございます。
意識をして作成しているのは事実です。ただしあくまで一コンセプトのレベル(記事内では明言していないレベル)でありクロスとしては成立しないと考えています。
そうは言ってもこれを見た後にヒューム値とか外部現実性への影響とかをもう一度確認すると、という感じにはなると思います。
要するに魔法という言葉を術式に言い換えているだけで、魔法自体について科学的なアプローチからの収容や研究が不十分な記事だと感じました。
現在SCP-1603-JP収容のため該当区域から1km圏内に対抗術式及び術式のダミーが展開されています。収容担当職員はその両方が範囲内に展開されていることを常時確認し、また外部からの要請により術式の配置を変更する必要がある場合は範囲内に十分な数の対抗術式が展開されているかを監視した上で再配置を行って下さい。
また対抗術式の展開状況に関わらずチャリング・クロス地区では常にカント計数機が稼働され、ヒューム値の急激な変動に備える必要があります。ヒューム値の急激な変動及びSCP-1603-JP-1の発生が確認された時点で、設置されているスクラントン現実錨を全て用いた該当地区の現実性の安定化及びSCP-1603-JP-1の意識の鎮静化を主眼とする緊急プロトコルEP-1603が展開されます。詳細については別紙プロトコル計画書を参照してください。
収容プロトコルがほぼ魔法に依存しているあたりなども、財団らしくないな、と思います。
kidonoiさんに同意。
せっかく蒐集院とうみうし紳士、それからカトリックと英国国教会というオカルト的に面白い組織を使用しているので、なおさら収容プロトコル部分で「対抗術式」というなんともぼんやりした言葉を使っているのが目についてしまいました。
せめて魔術を収容に使うのであれば、手前味噌で申し訳ありませんがSCP-777-JPの様に、あるいはSCP-2845のようにどのようにしてその魔術が使われるのかを、それらしい儀式を使って表したほうがいいでしょう。
それから、結局オチが尻切れトンボなのもいただけないです。別のSCP記事やTaleなどでオチが補完されるのかもしれませんが、謎が最後まで結局ほとんど判明しない、物語が序盤で終わってしまったような内容であり、クロスコンの締切に間に合わせるためにとりあえず終わらせたのではないかと思えてしまいます。それまでが過去の秘密を探っていく展開なだけに、これは残念です。ちゃんと回答を用意するべきでしょう。オチまでわくわくしただけに余計に残念に感じるので、このあたりが解決されれば私の評価は変わると思います。
コメントありがとうございます。
> kainndoさん
面白かったという評価、ありがとうございました。前日譚......となると財団がどういう冒険を見せるのかまで書いたほうがもっと面白くできるかもしれませんね。
> kidonoiさん、tokage-otokoさん
お二人とも批評ありがとうございました。術式というあやふやな収容道具のプロセス解明にしても、ちらつく要注意団体の調査にしても、結局のところ財団がこの後何をできているのかという部分が欠落している、というのはご指摘の通りでした。蒐集院とブラックウッド卿が投げたクエスチョンに対し財団のアンサーがさっぱり出てこないまま終わっているという感じになってしまいましたね。
実際のところ発見経緯を書くのに力を使いすぎて現在の財団の動きを書くことがすっぽり頭から抜け落ちていたので、そこをきちんと補完する形で改稿していこうかと思います。
一度UVさせていただいていましたが、ある問題を発見しましたのでNVに変更させていただきます。申し訳ございません。
問題というのは、「このSCPの謎を解く鍵がブラックウッド卿にある」という点です。知っての通りブラックウッド卿はオブジェクトである上にかなりの割合であるんだかないんだか分からないことを喋るため、そのせいで記事そのものの信憑性が大幅に削がれてしまっていると感じます。蒐集院の記録がベースになる形で前半が進行しているので、そのまま後半も文書記録に基づいた考察を進めていくほうが説得力が増すと思います。
その場合はブラックウッド卿と不可分の記事という形でのクロスはできなくなりますので、代わりに「術式によって出現したオブジェクト」等に焦点を当て、そちらとのクロスに変更してはいかがでしょう。
私は、この記事は現状でも十二分に面白いと感じています。
未解決の謎が残されているのは確かです。しかし、明確な答えこそ書かれていないものの、真相に迫る手掛かりとなりそうな記述は随所にあり、敢えて全てを書かないことで読者がバックストーリーを色々と考察・想像できるようになっていると思います。また、謎を補完する形で関連記事を書く余地も生まれ、この記事単独で終わらない幅広い展開が期待できます。この記事では謎を謎のまま残すことが良い方向に働いている、というのが私の印象です。
ブラックウッド卿の証言の信憑性についても4個目の注釈に補足説明があり、なんら問題ではないでしょう。この記事はブラックウッド卿という魅力的なキャラクターを違和感のない形で上手く登場させることで記事全体の魅力を高めることに成功していると私は感じています。ブラックウッド卿の登場部分を削ってしまうのは勿体ない気がします。
術式の内容については確かに具体的な説明が不足しているようにも感じるので、この部分を掘り下げることには賛成です。
O-92_Malletさん、tonoottoさん、コメントありがとうございます。
今ちょうど改稿作業を進めているところですが、ブラックウッド卿の部分については残す方針です。ただ財団がブラックウッド卿の証言の信憑性についてどう考えているか、という内容を補遺などで挟み込むことも改稿プランには入れています(とは言っても蒐集院の記録及び財団による異常性確認実験とブラックウッド卿の証言が大枠では合致しているという前提は維持されます)。
基本的には術式に関する財団の調査及び見解、要注意団体の性質に関連した文章を追加するという形の改稿になる予定です。後者については断言的な答えをそのまま書くのではなく少し謎が解けて正体(これもあくまで私が想定している正体に過ぎませんが)を適度に匂わせるくらいにしようと思っています。