画像はこちらからお借りしたものを加工しました。
提供元: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SO6000_Triton.jpg
作者: PHGCOM
画像の作成日付: 2007年
提供元: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bell_Rocket_Belt_no.2_Side.jpg
作者: Ryan Somma
画像の作成日付: 2009年7月18日
・基底世界では用いられることがない素材を一部に使用
基底世界という言葉は異世界との関係を示唆しますが、オチを考えるとここで出てくるのは早くないですか?というか、素材自体が異常でない以上、「普通は使われない」位のニュアンスの方がいいような。
ご指摘ありがとうございます。
当該箇所の表現は色々と悩んでいたのですが、akauoさんの「普通は使われない」がすっと入ってきましたので、それ系の表現を使わさせていただきます。
ただし、単純に「普通は使われない」とすると「特殊な用途では基底世界でも使われている」とも受け取られてしまうので、基底世界またはそれに類する単語は、それ以上に上手い表現が見つからない限り、引き続き使用せざるを得ないとも考えています。
追記:「基底世界」の代わりに「主流工学」を用いる形へと改稿しました。akauoさんが覚えられた違和感が少しでも解消できていればいいのですが......。
「魅力的」と言っていただけて嬉しいです。
作者が補遺02の役割として意図しているものは3つあります。
1つは「魅力はあってもAnomalousアイテム止まり」な異常性しか持っていないSCP-1712-JPをSCPオブジェクトへ分類するための理由付けです。
もう1つは、今後自分が執筆を予定している、他の「21世紀防衛隊」ネタの記事への連続性を持たせるというものです。これは「次回予告」的な面もあるので、確かにこの記事単独で見た限りでは蛇足に感じられてしまうかもしれません。
最後の1つ、これがメインなのですが、『可能性世界淘汰とその抵抗に関する第1次研究報告』という関連資料のタイトルによる、SCP-1712-JPの起源の正答へのヒントの提示です。
前述のように関連作品の執筆構想はありますが、それでも現在この記事は単独で存在しているわけであり、提示できるヒントを提示しないのは読者に対し不親切ではないのか。また、このタイトルが1712-JPの起源に関してあれこれ考えて楽しむ際の材料になってくれるのではないか。などと考えています。
これらの理由を持って補遺02は用意しているので、現状では補遺02自体を削除しようとは考えてはいません。
ただし、最後のユーザーネームを表示する部分は、「資料のタイトルだけが表示されることへの理由付け」のために設けたもので、特にオチとして機能させる予定はなかったものです。これがオチと受け取られるようになってしまっているのであれば、その点は改善策を練らねばならないと思っています。
補遺2の内容が十分に機能していないように感じます。というのもそれ単独で十分なインパクトを持たず、またその意味もうやむや(正答にたどり着くためのヒントとして不十分)であるからです。(そもそも正答について読者を納得させるだけの材料が提示されているとも思えないというのもありますが・・・)
しかしこれを削ると個人的には記事の印象が変わりSCP-1022-JPを想起するので、何らかの差別化などは必要に感じます。
補遺02がオチとして上手く機能していないとのご指摘がTasteHillさんおよびHukazawa_Moaiさんから寄せられたことを受け、補遺02の後半部の内容をそれとリンクしている補遺01の脚注にするとともに、「気づく人は気づく」程度の目立ち具合にすることを目指した改稿を行いました。
これによって、補遺02はオチではなく、(今後制作する別作品への繋ぎも加味した)補足情報として機能することになると思います。
Hukazawa_Moaiさんが指摘されたSCP-1022-JPとの外面的な類似性に関しては、対応方法の決定までもう少し時間をいただきたいと思います。作者としては、記事の内容で差別化できていたつもりだったのですが......。
きっとかの21世紀では、爆発してもアフロになるだけだったり、落っこちても地面に穴が開いてそこから這い出せたりするのでしょうね。ある意味、より死に近くなったのがこの21世紀と言えるのではないでしょうか。
Namidoriさん、Kainndoさん、コメントありがとうございます。
「死に近くなった」......作者としては意図していなかった見方です。面白いなぁ。
作者としては「我々の21世紀は不可能が多くなった」というイメージで書いております。
昔の21世紀像のパロディと、そこから生じる理不尽な恐怖を書きたいだけではなく、現実の21世紀が不可能だらけのものにならざるを得ないことへの悲嘆もこの記事の執筆動機の一つだったりしたのですが、あんまし記事中には出せていないと自覚しております。「21世紀防衛隊」の次回作では、これをもう少し前面に押し出したいです。
こんなことを年中思ってるくせに物心ついた時にはもう21世紀だったんだぜ自分。