翻訳wikiにあったコメントアウトを、対応する本文と併せて掲載します:
- 実験-01:
装置は正常に作動した。ケースの損害は単に表面的なようだ。しかしもっと興味深い事は、被験体-001Aから抽出された物質だ。その色はダークブラウンで、液体と気体の中間という少し奇妙な状態だ。解析には1時間前後を要するはずだ。被験体から特定の脳活動を検出する試みを行っているが、これまでの所、進展はない。だが、脳に大きな損失は見られない。
It should be analyzed〜で推測。
- 実験-03:
試験結果が帰ってきたが、確定的な物は得られていない。何も分からないんだ。一切何も。光と熱を恒常的に発する事は別として、この物質には存在していたという徴候さえ無いのだ。何も、そう何もかもだ。
The test results came back、実験-01の解析結果が戻ってきた。
- 実験-06:
私の助手であるルーシーが、ちょっとした事故に巻き込まれた。彼女がどうやったのかは不明だが、彼女は被験体-006Bのサンプルを彼女のラップトップに入れたのだ。奇妙な事に、ラップトップはサンプルが入る前は電源が入っていなかった。今、プラグとバッテリーが取り外されているにもかかわらず、作動している。しかし、動作に少しの不規則性がある、僅かな不具合で、大したものではないが。驚いた。
nothing serious、重大さは全く無い=大したことではない。
irregularities、glitchesはLucy's laptopがこのログで起こして行く奇妙な動作の最初の兆候で、この後も冠詞theを付けて文中に登場する。
- 実験-11:
今夜の最後の実験だ。このサンプルも違う、他全てと同じように。だが、私は外観のパターンに気付いたのだ。明日に2、3実験を行えば、より詳細を得られるだろう。
〜is different, just like all the rest、他の全ての魂と同じように、今回のものも異なる色とエネルギー出力で現れた。
今日抽出を行った被験体に、植物状態から回復した者はいない。彼らには身体的な異常は見られない。全くだ。私は考えられる全ての医学的異常を検査した。しかし、何も検知されなかった。明かりが付いているというのに、誰も帰らない。このような状態だが、しかし私は万が一に備えて彼らの拘束を維持し、彼らとルーシーのラップトップに警備を配置した。この界隈で起こる物事の類を考えれば、後悔するより安全の方が良い。
文頭withで理由、that go on around hereは直前のthe kind of thingsを示し、この周辺の上でgo(起こる、続く、動く、広まるなど)物事の一種が理由で〜
- 実験-24:
ルーシーのラップトップは、2日間適当な電力供給を行っていないにもかかわらず、まだ作動している。あの物質の痕跡は、中にも外にも見られない。ケースへの跡も見られないのだ。この不規則性も奇妙だ。ワープロに触れてもいないのに、文章が書き起こされる、しかしそれは意味を成していない。だが、これは調査をするに十分な事実だ。
The irregularities are strange too.、前述のirregularities、文末のtooなので不規則性もまた奇妙だ。
- 実験-45:
彼女はとても残念がっていたが、私はルーシーのコンピュータをあの状態のままにした。不具合はより頻繁に、より顕著になっているようだ。いま、あれはワープロを開き、正常な文章をタイプしている。研究に利用するため、これらファイルを私は保存した。カメラとマイクも自立して起動し、それらの電源を切る試みをしたのにも関わらず、電源は付いたままだ。そうしてしばらくした後、ワープロが開き"止めろクソ野郎が"との文字をタイプした。チューリングテストとしてコンピュータを提出している。
a Turing Test、機械が人工知能を有するかのテスト。つまりここでのitはコンピュータを指す。
- 実験-49:
あのラップトップはテストを通過し、元々の提供者である被験体-006Bと類似する性格を示したが、被験体はラップトップに入った時の記憶は無いと説明した。これは私の疑念を強くした。全ての論理と科学的根拠に反するが、SCP-158は多くの人間が魂と呼ぶ物を抽出する装置のようだ。これは実験の可能性を開いた。しかし、この実験は終了だ。
passed the test、実験-45のa Turing Testで知能を持つと認められた。