1年半ぶりの新作です。
(やっと投稿できた......)
SCP-1027-JPのチョーカーに書かれているナンバーには一応意味があります。
日本生類創研 T-496-MP
- T = SCP-020-JPのナンバーと同一。同系列の研究で生み出された。
- MP = "Mass Product (大量生産品)"の意。
SCP-1027-JPは結局のところ、ヒトとは程遠い存在であったという話。
"男"が彼女に望んだ「ヒトとしての尊厳」など、最初から何処にも無かったのです。
前半は同意。
画像はこちらからお借りしました。
提供元: flickr
作者: Manuel Schutze 様
記事をより良いものにするために、ご批評・ご感想を書いて頂ければ幸いです。
ちょっとパンチ不足かなと思いました。
「日本生類創研が開発した」「そこまで害ではない異常性を持つ」「少女型のSCP」ということでSCP-020-JPと若干被っている気がします。あちらと比べてストーリー部分が弱めであり、若干見劣りするものと感じました。
また、最後の博士の言葉も、言ってしまえば「陳腐」なものに聞こえてしまいます。「財団職員はSCiPに同情するべきではない」というのはおおよそ共通化した認識であり、それに関して(肯定的否定的問わず)言及することは、「それを言わざるを得ないほどSCiPの置かれている状況が過酷である(例えば、SCP-231)」または「発言者はその前提をきちんと理解できていない愚か者である」のどちらかです。今回は後者であると判断しました。
最後の発言は削り、回収やオブジェクトの背景についてより深い掘り下げをしてみるのはどうでしょうか? オブジェクトが「奇跡的に人型の形状を保てたサンプル例」であり、「日本生類創研がその貴重なサンプルを外部へ手放している」ことからストーリーを発展させられそうな気がします。
ご意見ありがとうございます。
最後の発言については、載せるべきか既に何度か検討をしているのですが、チャットで意見を募集した結果、「あった方がいい」ということだったので載せている現状です。
変更を加えました。
回収やオブジェクトの背景についての掘り下げですが、実はこれも検討していたのですが、あまりにも冗長になってしまうのと、このオブジェクトの主題から反れてしまうのを避けるのと、空想的な雰囲気に浸りやすいようカットしています。
しかし、このまま評価が伸びないようであれば、少し修正を検討したいと思います。
SCP-020-JPに関しては......まあ被ってるのは重々承知でも作りたかったので、どうか大目に。
パンチ力が薄い、というのは同感です。故にNVのままで。
ですが、その原因はSCP-020-JPとの類似点が原因ではない、と私は考えています。確かに類似点はあるものの、読了感はまったく別のもので、バックストーリーなどを掘り下げて行き過ぎるのは筆者さんが言うように雰囲気を損なわせてしまうかと思います。
むしろ勝負するべき部分、ディティールをあげる部分はインタビューとSCP-1027-JPや██氏の過ごしてきた関係性だと感じましたね。もう少し██氏のSCP-1027-JPへの陶酔度をあげて、自分の生活も犠牲にして愛をそそいだ、などの狂気を感じれる部分を盛り込めればいいのではないか? と思いました。その部分が増せば、同じオチでも虚しさが増すものかと。
少しベクトルは違うかもしれませんが、蟲師という作品の「花惑い」という話が参考になると思います。というか私がそれを思い出しただけですけども。蟲師はアニメ化もありますし、みていないなら是非どうぞ。
ご意見ありがとうございます。ただ......
「花惑い」← 元ネタです......
██氏のSCP-1027-JPへの陶酔度を上げるのは、とても良い案だと思うので、現在新しいインタビュー文書を作成中です。
追記: インタビュー更新は少し先になりそうです
正直なところ、今のままじゃ負けてますぜ......
追記:インタビューの完成、楽しみにしています。
この世には完全なオリジナルは存在しないといいますし、既存の要素を幾つか組み合わせることによって生まれるともいわれています。0から1を生み出すより、1から10に進展させることが大事だとある人もいっていました。
日本生類創研と「花惑い」の組み合わせは悪いものだとは思いません。ですがオリジナルを想起させる要素があるからには、超えるのは難しそうですね。それでも好きな題材ですし、期待しています。
憧れて真似してる時点で、オリジナルを超えるのは難しいです......
可能かもしれませんが
SCP-1027-JPには、自身はヒトでなく一種の"花"であるとする特異な認識が有り、誰かが自身の姿を見て美しいと感じる事が、自身にとって最大の幸福であるとします。この影響も有ってか、SCP-1027-JPは一般的なヒトに於ける5歳前後の知能しか持たず、財団による教育の試みも殆ど効果が有りませんでした。
これを財団が把握するのは難しいように感じます。5歳前後の知能しか持たないものにこのような概念を語らせることは出来るのでしょうか?また、インタビューをするなら購入者だけでなくオブジェクトにもするべきでは?
全体的に神の視点になってしまっていると感じました。
ご意見ありがとうございます。
前者については盲点でした。修正させていただきます。
後者については、構成上こうなっているのですが、自然なご感想としてはごもっともです......
改善しようがあるか、検討します
ご意見ありがとうございます。だが断る
が、それはちょっと見送らせていただきます......
投稿後評価が伸び悩んだために改稿を検討していましたが、現在も一部の方にご愛読していただいているため、しばらく様子見でいこうと考えております。いずれ改稿はしたいと思っていますが、現段階では保留します。
こちらの記事にて差し止られていた画像について、こちらの提案可決に伴い代替画像に差し替え、"画像差し止め"タグを削除しました。著者のPorsche466 Porsche466 さんの他、第三者でも正当な理由があれば異議申し立てが可能です。
代替画像ライセンス
ファイルページ: 1027-JP代替画像
ファイル名: Epiphyllum-oxypetalum-whitelight-front-long.png
タイトル: File:Epiphyllum-oxypetalum-whitelight-front-long.JPG
著作権者: Damitr
ソース: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Epiphyllum-oxypetalum-whitelight-front-long.JPG
ライセンス: CC BY-SA 3.0
公開年: 2008